朱雀ケイン

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最近の記事

冗談も言えない・・・

私は、職場などでも、街中でも、ちょっとした軽い一言のやり取り等は 普通にする。関東出身だが、やや関西人のノリという感じだろうか。 SNSなどでも、ユーモアを交えたリプライのやりとりをよくするのだが、 自分よりもずっと社会的に権威のある方や、目上の方に対して、 あまりふざけたことを言うのはやはり失礼だし、面白いことを言うことで その方に、何か優越しようとしているような感じになってしまうような 所もあるから、ちょっと自重することもある。 そういったことは、会社員の処世術にも繋が

    • 富士山麓に多く泣く

      私は、神奈川県の小田原市に住んでいるため、毎日、富士山を見ている ・・・のっけから噓を言ってしまった。雨の日や曇りの日は見えない。 現在は、自宅の西側に二階建ての家が数件あって見えないが、子供の 頃は自宅の窓から見えた。だから、富士山を見ることに特別感がある 訳ではない。 以前、とあるブログを読んでいたら、「都内から神奈川中部に引っ越して 来て、毎日、朝起きると窓から富士山が見える。この生活は素敵!」という 文章が富士山の画像と共に掲載されていた。 もちろん、それは素晴ら

      • ゴー宣道場に参加したら・・・

        コロナ禍の最中、私は「ゴー宣道場」というものに参加した。           マンガ「ゴーマニズム宣言」の作者である、小林よしのり氏が 主催しており、読者やファンの人々が集って議論をしたり 交流したりするイベントだ。「師範」と呼ばれるゲストが毎回 参加し、専門的な話を色々と聴くことができる。 音楽などのライブ活動ができないような状況下、「ゴー宣道場」は ”集会の自由”を守り抜くという意味もあって、開催された。 ただ、会場の確保には大変な苦労があったそうで、師範はマスクを 着用

        • ロリコン国家日本

          未成年であるにも関わらず喫煙をしたとして、女子の体操選手が オリンピックへの出場を辞退させられた件。 「まぁ、今後は気をつけなさい」と一言注意して、送り出して やればよかったのではないか。 そもそも、未成年の飲酒喫煙で大騒ぎするのは、日本の男性社会に 存在する、ロリコン性や処女信仰が原因ではないか。 ”10代の女の子は清純だ、いや清純であるべきだ。そのイメージを 壊す者は「穢れた存在」として排除せねばならない!”ということで あろう。ピュアともとれるが、幼稚でもある。 そのよ

        冗談も言えない・・・

          「パパはいつも寝ている」

          パパと子供が一緒に家にいる時、例えば日曜日の昼間だとする。 仕事で疲れていて、畳の上だか居間のソファーだかでゴロゴロと しているのを見て、「もう、パパったら、いっつも寝てるんだからっ」 といった感じの、微笑ましい情景が浮かぶ。 男性差別でもなんでもないのだが、「差別だ」として、SNSで炎上して しまった。今まで、ユーモアや軽口に対して、心に余裕をもって接して いた男性たちが、ちょっとしたことに反応して激怒するようになっている。 社会的に、経済的に、精神的に、あまりにも理不尽な

          「パパはいつも寝ている」