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甘くないぜ、ギターヒーローへの道のり

朝にこの記事を見ている方、おはようございます。
昼にこの記事を見ている方、こんにちは。
夜にこの記事を見ている方がいましたら来たる月曜日に震えて怯えながら震えて眠ってください。明日からも頑張っていきましょう、共に。

さて、前回の記事ではぼっち・ざ・ろっくのアニメを視聴してハマったことでグッズ購入や聖地巡礼を経て、挙句の果てにはギターを購入してしまうというキモオタクの末路を紹介していきました。

書き出しが丸被りしててキモいね。

普段、noteを投稿するとほとんど独り言と自己満のような状態で終わるのですが、割と色々な人に目を通してもらったようでありがたい限りです。
駄文失礼いたしました。



そんな記事を書いてから早いもので1か月が経ちました。

ギターという趣味は続かない人が多いようで1年以内に9割の人は辞めてしまうようですね。
数万をはたいて購入した自分ですが、肝心のギターは…





もちろん、続けています。えらい。

と、言うわけで今回はギターを始めて1か月経ったうえでの感想やら何やらを書いていこうと思います。
1年後とかに自らこの記事を見返して、「まだこのレベルでした、か」と一瞥したいものですね。



購入時点

そもそも私は楽器を演奏すること自体が得意ではありません。
学生時代にリコーダーを吹くのが嫌だったのは未だに覚えています。後ろの穴を半分塞ぐという音の曖昧な出し方を強いられて脱落したことは印象的です。

楽器を持つのも数年ぶりという状態だったので店員さんとの試奏ではたどたどしい様を見せつけてしまいました。「この弦を弾いてみましょう!」なんて言われて弾いてみたものの店内には「ブィ~ン」と謎の音が響いていました。
確実に数日で辞めるなこいつって思われただろうな。
我ながら「これはまずいのでは?」となってしまいその他諸々の備品は価格を抑えめに買いました。逃げ道を作るな。


家に帰ってから流石にすぐに弾いてみたかったので準備を始めたのですが、アンプから音が出せず本当に脱落しそうになりました。

理由がコンセントがちゃんと差さっていなかっただけというのはまた別のお話。




1~2週間目

「指が痛くて押さえられねぇ!!!!!!」

最初に抱いた感想はこれですね。

ギターにはどうやらコードというものが存在するらしく(Fコードしか知らねぇ)演奏をする際にはコードごとに指定された弦を押さえながら弾くようです。リコーダーでいうどこの穴を押さえるかみたいなものですね。

このコード弾きのために弦を押さえるのですが、ギターは弦が細すぎる!!!!
弦が指に食い込むのと共に摩擦の影響で指が真っ赤になってしまいました。アニメで指を切っていたりしましたが実際に起こり得ることかもしれないと認識させられました。

最初の数週間は痛みとの戦いという感じでしたがえらいもので3週間目くらいには指の皮が厚くなり痛みは生じなくなりました。
人間ってスゲー!


と、あっけなく痛み問題は乗り越えたのですが、痛み云々の前にこのコード弾き自体も難しいのです。未だに苦戦しています。

学がなさすぎて何のコードを押さえてるのかわからん
持ってるだけなのかもしれない

教本通りに進めていった自分に最初に立ちはだかってきたのはCコードとGコードの2つ。

Cコードは人差し指を鉤爪のようにするのですが、その鉤爪の状態で弦を押さえながら折り曲げている指の隙間に1弦を通すという(最初は)よくわからない押さえ方を求められます。
自分は大概指が太いのでどう頑張っても1弦に指の肉が当たってしまい意図せずミュートをしまくっていました。
結局のところ手の突き出し方というかネックの持ち方が良くなかったようでその点を気を付けるだけで改善されました。

Gコードは小指で1弦を押さえる必要があります。小指が攣る!というかそもそも上手に押さえられない!とCコードよりも苦戦する羽目になりました。
ここでは左手の爪が長すぎることに着目。ギタリストは爪を伸ばしてはいけないという事実を初めて知ったところでこちらも何とか押さえられるようになりました。
おかげさまで左手は深爪です。


そんなわけで、コードを押さえる練習をしたりTab譜の読み方を勉強したりしていたらあっという間に時間が過ぎていました。
苦手意識しかなかった楽譜も調べればある程度読めるようになりましたし(Tab譜ですが)、最初はいちいち検索していたチューニングも何も見ずにできるようになったりと積み重ねの大切さを実感しましたね。





3~4週間目

最近はコードチェンジとFコード、Bコード、カッティング、ミュート…と様々な方向に手を出し始めています。

まずはコードチェンジについて。目で確認しながらであれば押さえられるようになったコードも曲を演奏するためには適宜押さえる場所を変える必要があります。
最初はCとGを切り替えるだけでも一苦労…というかほとんどできなかったのですが最近はマシになってきた気がします。でも曲を弾くとなったら話は別だろうな。

次に勝手にラスボスだと思っていたFコード!

1つの指ですべての弦を押さえるということを知り、「不可能では?」となったものの、ここは自慢の指の長さを活かして軽々クリア…したもののその指の長さが仇となり上手く折りたたむことができずに2~4弦が押さえられない…
あと指が攣る。ついでに腕も攣る。

何で笑顔で押さえられるの?

少しずつ容易に押さえられるようにはなってきましたがFコードを瞬時に押さえられるようになるにはまだまだ先は長そうです。


個人的にはBコードの方が難しいというか絶賛苦戦中です。
薬指でのセーハ、テメーはダメだ。

他にもカッティングは気持ちよい音なのでマスターしたい!
右手のミュートは全然できねぇ!
と牛歩ながらも少しずつ前進してきております。





まとめ

ギターを弾く前からも人並みには音楽を聴いたりしてきたので当然理解していたことではあるのですが、やはり最初から上手には弾けないものですね。

今までも新しく趣味を始めた際に上手な人とのギャップや頭の中で描いている通りにいかないことで諦めてしまうことが多々ありましたが、今のところは楽しく続けられています。1日ごとにできることが増えていくレベルアップのような感覚は心地良いです。


最後に飽き性な自分が続けている秘訣を思い浮かべてみました。

①習慣付ける

限界社畜なので時間が山ほどあるわけではないのですが、1日30分以上は必ずギターに触れることをルールにしました。
家に帰ってから風呂、飯を済ませてからすぐにゲーム等をせずに弾くようにしています。これは非常にえらい。
疲れていても1時間くらいは平気で続けてしまうので何事も始めてしまえば…ですね。
現時点での敵はティアキンです。家に帰ってからすぐにあの世界に飛び込みたくなる気持ちを抑えられるかが重要です。早くも正念場です。

なお、飲み会があった時だけはルール適用外とす。


②欲しいギターを買った

ギターを弾く上でのモチベーションはこれですね。
長い月日を要したもののやっぱり欲しいものを買っておいて良かった…。
普通に可愛いので毎回弾いた後の手入れも入念に行なっています。ギターに名前を付ける気持ちもわからなくはないですね。自分もギー太の名を授けるか。

あと何といっても良いお値段だったので簡単に辞めるわけにもいかないのです。初心者にしては背伸びしすぎではありますが、後に引けないようにするためには悪くない判断であったと言えるでしょう。


なお、イラストを描き始めようと思って購入したiPadProは数か月でYouTube再生専用機械と化したので油断は禁物とす。


③目標が設定されている。

弾きたい曲という明確なゴールが存在しているのもモチベーションを高める上で助かっている気がします。

「忘れてやらない」を弾きたくて仕方ないんだ。

これに関しては他にも弾けるようになりたい曲が山ほどあるのでゴールを作り続けられる気がしてます。

青春を彩ってくれた曲を自分の手でも演奏してみたいものです。
好きですKANA-BOON。






と、言うわけで経過報告でした。
次は山場となる3か月目くらいで…。



否ッ!!!!!!!!、きっと私はZeep Hanedaで行なわれるライブ、「恒星」に参加してオタク特有の溢れ出るクソデカ感情を解き放つためにも1記事書くことになることでしょう!!

ワクワクしかしねぇ~!!!


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