セブンイレブンの無料引換券と不妊治療に片足つま先を入れた話
セブンイレブンで天然水を買えば
お茶の無料引換券がもらえるとのことだったので
天然水を買った。
引き換え最終日まで大事にとっておいて、
いざ行ったらお茶はもうなかった。
まぁセブンイレブンを片っ端から探せばあったのかもしれない。
でも、わたしはそこまでお茶がほしかったわけじゃないのでそのセブンイレブン以外は行かなかった。
そのとき、
あ、これ、わたしの子どもの欲しさに少し似てるなと思った。
なんとなくずっと、子どもは産みたいと思えば産めるんだと思っていた。
でも、いざいつでもオッケーよ!っていう体制で臨んでいたら案外できなかった。
出産にはどうしても年齢は深く関わっているらしいので、
後悔はしたくないな、と想って不妊治療をしている病院の予約をしてみた。
話をしたお医者さんは平気な顔で、人工授精の段階ですね、まだ若いし大丈夫、とさらりと言った。
いろんな検査やらなんやら後日パートナーのピーさんも連れて検査やらなんやら。
ちょこちょこ通って1ヶ月であわせて3万円くらいかかった。
子どもできるのにはこんなにお金費やさなきゃいけないのかぁ。
なんか萎えた。
わたしは子どもを産みたいか産みたくないか、
しっかり治療していくのかどうか、
選択しなければならないということだ。
なんでか世の中は子どもがいる人にやさしいし、なんとかやさしくしようとする、ような気がする。
今までそういう場面は何度かあった。
そのたびに、なんとなく納得いかなくて、
だけど大きい声で納得いきませんとも言えなかった。
だって子どもはなんやかんやかわいいし、
わたしも母親になることへのあこがれがなかったわけではないから。
だけど、産む産まない、がんばるがんばらないを決めないといけないということは
結構しんどい。
妊娠出産を経て子どものことを話す友人知人をみて
何とも言えない気持ちもなった。
あ~世の中って不公平!
まぁ現状そういう人とは極力かかわらないようにしています。
かかわらずともよい環境に身をおくことも
自分を守るために必要なことでした。
ナイスわたしの選択(拍手)
ひとまず病院には予約がとれなくてしばらくいっていません。
セブンイレブンの無料引換券くらい、
なければないではじめからなかったと思えば
もっと心はおだやかだろうな、と思うのですが、
いかんせんまだいけるんじゃね?!と期待している自分もいたりして。
なかなか難しい話よね、と。
似て非なるもの、無料引換券と不妊治療。
今のところ子どもはかわいいし産めるもんなら産んでみたいし
だけどそれにお金をかけるのは産む(産みたい)ということを選択しなければいけないような気がしていて。
自分で決めるっていうのもガッツがいりますよね。
いまのわたしの目標は
次回のセブンイレブン〇〇買ったら○○無料引き換え券もらえるよキャンペーンは
絶対引き換え期間の初日に引き換えることです。
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