書いて、褒められたいんだ。


子どもの頃から文章を書くのが好きで、読書感想文ではいつも賞をとっていた。大学生でTwitterを始めて、140字に収まるように文字を紡ぐのもなかなか面白かった。

でも、とにかく私は飽き性。
くだらない恋愛に傷ついたり浮かれたりしていたときは、スマホを開くこととTwitterを開くことがセットになっていたけれど、落ち着いた恋愛をするようになってからはめっきり文字を打つことも減った。

私は病院で働いている。
だから、日々、カルテを書いている。

「あなたの文章は抜群にうまいね」

ある日、ドクターから言われた。とても驚いた。私は私の考えを文章にしていただけだったし、それは誰でもやっていることだから、上手いとか下手とかないと思ってた。
でも、そう言われた日は、高校で作文を褒められたときのように、恥ずかしくて、だけどやっぱりうれしくて、褒められたことを味わうために一人で何度も何度も自分の文章を読み返したのを思い出した。



きっとまた誰かに読んでほしくて、褒めてもらいたくて、この文章を書いている。

いい歳した大人が褒めてもらいたいなんて、くだらないし闇深いと自分でも思ってる。
そういう闇もここに書けば誰かに認めてもらえるんじゃないか、許してもらえるんじゃないか。それも結局くだらないんだけど。


最初だし、仕事の話にしようか、それとも家族の話か、恋愛の話かな、と悩みながら書き始めたのに、「文章を書くこと」についてこんなに書いてしまった。

書く、ことをやってみたいと思ったので、始めました。いつまで飽きずに続けられるか分かりませんが、よろしくお願いします。

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