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復職面談


復職面談を受けてきた。
全てを洗いざらい話した。
忖度を投げ捨て、相手の反感を買うかもしれないという意識を捨て去って、まる裸で望んでみた。

なぜ休職に至ったのか、再燃防止策について。

今までの自分であれば、周囲にどことなく忖度し、反感を買いそうな表現は全て削除していた。
しかし、復職面談で話す自分を、休職に至った自分の上司(代弁者)だと思って考えた時、周りに忖度しようとしている自分は、既視感のある「ことなかれ主義の上司」「長いものには巻かれろ精神のサラリーマン」「顔にへらへら笑顔をつけて、心で泣いてるサラリーマン」だった。

そこで、変更した。
忖度せず、全てを話す。

失うものはない。洗いざらい、自分から見たこと、自分の気持ち全てをぶちまけようと思った。
これで左遷されたって、干されたって、いいや。

自分は、自分の上司だ。そう思って、会議で話すと、時折声が震える時はあったものの、涙を流さず、淡々と冷静に話すことができた。

数日前まで連日泣いていたのに。
前進したなって思った。
開き直ったなと思った。

上司相手に、上司の発言で信頼できないなって思ったエピソードも伝えたし、自分の改善点だけでなく、組織も改善すべき、対応策を考えるべきやろとぶつけてきた。

意外と、というかかなりすっきりした。
言いたいことを、誰かに言ってもらうことを待ってちゃだめだ。
誰かにしてほしいと望むのではなく、自分で行動に移さなければならないと感じた。

脱却、脱却。
少し、前よりも強くなれた気がする。
あー、つらかった。今回のことで流した涙、無意味に過ごした時間の累計がどれくらいだったんだろう。

でも、洗礼だった。
気持ちを切り替えて、この経験も糧にして、前に進んでいきたい。

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