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【vol.3】佐藤さんの想いをカタチにしてみた(前編)

皆様、お久しぶりです☺️
充電期間を経て数ヵ月ぶりに復活しました!
お待たせしてしまい、申し訳ありませんm(__)m
投稿を再開いたしますので、また楽しみにしていただけると嬉しいです✨ 

さて
【第3回 人の想いをカタチにしてみた】は
佐藤さんにお話をお伺いしました☘

佐藤さんは地方で作業療法士をしている10年目のベテランさん!
ちょっと強面だけど、喋るとめっちゃ柔らかくてユーモアのあるお方なんです。

私たちの出会いは1年前のX(旧Twitter)でした!
佐藤さんがスペース機能を使って配信されていて、そこに私がお邪魔したのがきっかけ!
そこからオンラインで話すようになり、いつの間にかオフ会をしていたという経緯があります🫡

そんな仲良しの佐藤さんに改めて作業療法士に対する想いを聞いてみました!

こちらの記事は【前編】【中編】【後編】に分かれています。
【前編】では佐藤さんの作業療法士になるまでのルーツについてお聞きしました。

佐藤さんの想いよ!皆さまに届け!
以下:(す)=すーみん(さ)=佐藤さん

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作業療法士を目指そうと思ったきっかけ


さ)高校時代、アーチェリー部だったんですよ。

なのでアーチェリーの強い△△大学に行こうと思ったんです。
でも△△大学に現役の時に受からず、浪人をしても受からず、これだったらどこ行こっかな~って悩んでたんです。

商学部に行きたくて他の大学で受かったところもあったんですけど、そんなにアーチェリー強くないんだったら、何だかなあ…と思って結局行きませんでした。

あとそれから、
当時より1~2年前にリーマンショックだったんですよ。
これ多分ものすごく景気が悪くなるだろうなって…

親と相談した結果、
医療系だったら景気に左右されず仕事はあるだろうとなって医療系に行くことになったんです。

その時に候補に挙がったのが看護師、柔道整復師、PT・OT(理学療法士・作業療法士)、鍼灸師だったんですね。

看護師は夜勤あるの嫌だなしんどいなって思って辞めて、リハにするかってなりました。
で、PT・OTどっちがいいかってなった時に、
PTの方がなんとなくカッコいいじゃないですか!

リハ行くならPTの方がいいなとは思いつつ、
(理学療法学科、作業療法学科どちらも)4年制の専門学校と3年制の専門学校を受けたんですね。

そうしたら
4年制の方が理学療法学科、3年制の方が作業療法学科に受かったんですよ。

じゃあ3年で卒業してイメージの湧いていない作業療法学科に行くのか、4年で卒業できるカッコいい理学療法学科に行くのか、どっちに行くの?って悩んだんです。

でもこれは4年目からお金もらえた方がいいだろうって思って3年制の作業療法学科に行くことにしました。

す)当時を振り返ってみてどうですか?
さ)当時、PT・OTの違いなんて全っ然分かってなくて!

浪人した→(△△大学)落ちた→理学療法学科いいなって思ってたけど、作業療法学科に入りましたって流しに流されていました。笑

だからね、PT・OTの違いが分かった上で、作業療法学科を第一志望に入ってきた人たちは本当にすごいなと思うんです。

佐藤さんの学生時代


す)ちなみに専門学校のオープンキャンパスに行ってみてどう思ったんですか?
さ)(PTもOTも)体の回復を促す仕事なんだなあくらいにしか思ってなかったです。

す)OTになりたいとは思わなかったですか?
さ)なるんだったらPTの方が…

アーチェリーしてたから、アーチェリーにも活かせる身体の使い方とか学生に教えることができたらいいかな~っていうのは根底にありました。

す)専門学校に入ってからはどうでしたか?
さ)浪人をしていることもあったので、
PT・OTの違いが分からないなりに現役生だけには負けちゃいけないなっていう変なプライドがありましたね。

だから、何だろう…
朝1番に学校に行って、図書室にこもって自習するタイプでした。負けたくなかったから。

授業4限終わった後も夜の21時くらいまで図書室で勉強していたこともありましたね。

す)それはテスト前関係なくですか?
さ)初めからですね。
入学して1週間後には図書室でこもって勉強するタイプでした。
だから座学はわりと優秀だったんですよ。
科目でクラスのトップを獲ったこともありましたし。
解剖学とかは当時は負ける気しなかったですね。

す)ごめんなさい、意外でした(笑)
さ)やんちゃしてると思ってました?
す)やんちゃというか、勉強はやってるだろうなっていう感じはありますけど、朝早くから行って夜遅く帰ってるというよりは、授業通りの時間に行って授業が終わったら帰るみたいな(笑)
さ)「PTになるんだ」「OTになるんだ」とかそんな気持ちがあったわけじゃなくて、現役生に負けたくないっていう気持ちがあったんですよ。

だから、自分の置かれた環境でどうなるか分かんないけど最大限の努力をするようなタイプなんですよ。結果がどうなるかは置いといて。


苦戦した実習


さ)実習はつまずくタイプだったんですよ。
どの実習も割とつまずきそうなタイプ。

座学は割とできるけれども、検査測定とかもできるんですけど、統合と解釈ができないっていう典型的なタイプの人間で。

検査測定に関しては褒めてくれるけど、
「考察全然書けてないね」みたいな感じのタイプ。

目標の選定だったりとか、OTなので作業活動を通してってところなんですけど、どうしても作業活動を導入してってところが当時すごく苦手で。

治療プログラム考えてきてって言われたら
普通に「筋トレ」って書いてくる学生でした。笑

当時の同級生からすると僕は割と(座学は)優秀な方だったので、実習も楽に通ってきたんだねって思われてると思います。

す)統合と解釈ができないっていうのはどうやって乗り越えたんですか?

さ)乗り越えたというか、それが就職までひきずるようになってしまっていましたね。

す)学生時代は何とかなってきたんですか?
さ)何とかしてきたに近いですね。

す)バイザーさん達のアドバイスだったり、自分で悩んだりとかですかね。
さ)そうですね。

す)そこって自分でこうやって改善したとかありますか?
さ)学生のときはずーっとできないまま悩みながら過ごして卒業しました。だから就職してからも機能面しかみないOTだったかもしれないです。

作業活動を通してっていうのをあんまり考えてなかったように思います。

麻痺は良くするけれどもその人の生活をよくするようには考えていないみたいな。

特に急性期の総合病院におったので、麻痺回復しないと何にもできないじゃんみたいな考えもありまして。
だから、就職してからもひきずってましたね。

す)作業療法学科に行ってよかったなって思いましたか?
さ)その当時は作業療法学科で良かったとは思わなかったですね。
特に何も思わずに近かったかもしれないです。
で、ある時、作業活動に目を向けようって切り替わるときがあったんですけど…。

す)それは学生の頃に?
さ)いや、それは就職してから。

で、作業活動面白いな、作業療法士で良かったなと思うことは何度もありましたね。

もし作業療法学科で良かったなって思うことがあるとしたら…

す)無理やり作ってる感じがするんですけど(笑)
さ)無理やりではないんですけど…
(僕の行っていた学校の)作業療法学科はすごい社会人が多くて
半数くらいが社会人だったんですよ。

だから色んな刺激があったんです。
結婚して子どもが生まれたけど改めて学びなおそうとして来ている人、離婚して自分に手に職をつけようと思っている人、転職して全く別の業界に行こうとしている人とか、いろんな人がいて刺激にはなったかなあと思います。

―――――――――――――――――――――

終わりに

今回は佐藤さんの学生時代の想いをカタチにしました!

誰しも壁にぶつかるときってあると思います。
学生で勉強や実習に悩んだり、新人でリハビリがうまくいかないとか人間関係で悩んだりとか…

そんな時に

「わし見てみ!?大丈夫大丈夫!なーんとかなる!」
ってまるで佐藤さんの声が聞こえてきそうです。笑


意外なきっかけから入った作業療法士の世界!
今の熱量のある佐藤さんになった訳は!?!?

次回、作業療法士になってからの佐藤さんのお話をお届けします!

~想いをカタチに 想いよ届け~
すーみん

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