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高齢者歯科について

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高齢者歯科(老年歯科医学)についての記事です。
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記事一覧

病院歯科や訪問歯科の役割はどんどん大きくなっています!

口腔は「食べる」「話す」「笑う」「呼吸する」といった日常に必要な機能をたくさんもっています。これらが障害されるとQOL(生活の質)が低下し、日常生活にも影響を与えます。そのため、生涯にわたって口腔の機能を維持することは重要です。では、私たちは最後まで歯科医療を受けることができるのでしょうか。 1. 死ぬまで元気な人は10%東京大学の秋山先生の調査によると、最後まで自立して生活できる(死ぬ直前まで元気で過ごし、病気で苦しんだり、介護を受けたりすることがないまま天寿を全うする)

『老年歯科医学 第2版』が発刊されています!

『老年歯科医学 第2版』医歯薬出版の『老年歯科医学』は、学生の学部教育から研修医や高齢者歯科診療を行う歯科医療者まで幅広い人たちが使用している老年歯科のバイブルみたいな本です。 今回その『老年歯科医学』の第2版が出版されました。 内容も初版から色々と追加修正され、充実したものになっています。 内容老年歯科医学に関する最新知見を網羅した待望の最新版 ●好評の前版の特徴はそのままに、ガイドラインの変更、社会制度の変遷などを網羅。 ●大きなトピックである口腔機能低下症、口腔健康管

漫画でオーラルフレイルを知ろう!!【本の紹介】

『マンガでわかるオーラルフレイル』むせる、飲み込めない、噛めない、滑舌が悪い。 1つでも当てはまる人は「オーラルフレイル」かもしれません。 「オーラルフレイル」は、ひとことで言うと、口腔機能の衰えです。 昨今話題の「フレイル」「オーラルフレイル」をわかりやすくマンガで解説。 第1章 オーラルフレイルとフレイルの関係 第2章 オーラルフレイルの今 第3章 オーラルフレイルの予防 第4章 8020運動を知ろう

舌がよく動く人は栄養状態が良好で体が元気【岡山大学】

舌がよく動く人は栄養状態が良好で身体が元気! 口の機能維持がフレイル予防に!!論文論 文 名:Oral function, nutritional status, and physical status in Japanese independent older adults 掲 載 紙:Gerodontology 著  者:Nanami Sawada, Noriko Takeuchi, Daisuke Ekuni, Manabu Morita D O I:10.1111/g

【国公立大学】高齢者歯科関係の講座(教室)は・・・

高齢者歯科学(老年歯科学)、摂食嚥下リハ関係の教育・研究・臨床を行う講座(教室)です。 高齢者歯科等の名がない講座は老年歯科医学会指導医の在籍する講座を表記しています。 【国公立大学】1.北海道大学高齢者歯科学教室 2.東北大学加齢歯科学分野 3.東京医科歯科大学・高齢者歯科学分野 ・摂食嚥下リハビリテーション学分野 ・地域・福祉口腔機能管理学分野 4.新潟大学摂食嚥下リハビリテーション学(加齢歯科学) 5.大阪大学顎口腔機能治療学教室 6.岡山大学・(岡山大学病

【私立大学】高齢者歯科関係の講座(教室)は・・・

高齢者歯科学(老年歯科学)、摂食嚥下リハ関係の教育・研究・臨床を行う講座(教室)です。 高齢者歯科等の名がない講座は老年歯科医学会指導医の在籍する講座を表記しています。 【私立大学】1.北海道医療大学高齢者・有病者歯科学 2.岩手医科大学摂食嚥下・口腔リハビリテーション学分野 3.奥羽大学(奥羽大学歯学部附属病院)地域医療支援歯科 4.明海大学・高齢者歯科学 ・摂食嚥下リハビリテーション学 5.東京歯科大学・老年歯科補綴学講座 ・摂食嚥下リハビリテーション研究室