腕時計の紹介 ~SEIKO 「SBDC047」~
私はプロフィールにも書いてあるとおり、普段は腕時計の販売員として働いています。
腕時計の販売をしているなら、さぞたくさん腕時計を持っているかと思われるかもしれません。
私の周りでは持っている人は何十本と持っている人もいますが、数本しかもっていない人もいるなど様々です。ちなみに私は後者です。
今回はその中でも特にお気に入りの1本をご紹介したいと思います。
【腕時計紹介】
SEIKO PROSPEX ”トランスオーシャン ライジングウエーブコラボレーションモデル”「SEDC047」
PROSPEX(プロスペックス)とは国内時計メーカーである”SEIKO”が製造している、アウトドアに特化した機能を兼ね備えたブランドの事です。海・山・ランニングなどで使えるシリーズを展開していますが、メインとして打ち出しているのがダイバーズウォッチです。
こちらはダイバーズウォッチのシリーズで、2016年に日本の香水ブランドである「ライジングウエーブ」とコラボレーションしたモデルになります。
【スペック】
①自動巻き
まず腕時計の機械には「クォーツ」「機械式」の2種類がありまして、機械式の時計は中のゼンマイを巻き上げてほどけた時の力で針を動きます。
ゼンマイを巻き上げる仕組みとして、「リューズ」という時刻や日付の調整にも使われるパーツを手で回して巻き上げる「手巻き」と、機械内部の「ローター」という半月板のパーツが腕の振りによってゼンマイを巻き上げる「自動巻き」があります。
この時計は機械式の「自動巻き」で腕につけているだけで針が動くので、手巻きに比べて少し手間が軽減されています。
②200m防水
ダイバーズウォッチとは読んで字のごとし、海でダイビングするための時計です。
定義としては水深100m以上での潜水が可能な腕時計になり、呼吸ガスの残数を基準とした潜水時間を計るための機能を有した時計になります。
この時計は200m防水で、スキューバダイビングまでなら耐えられる設計になっています。
③ステンレス
外装はステンレスチール製で、堅牢なつくりとなっています。
ステンレススチールとは、主成分の鉄をさびにくくするために「クロム」などの素材と混ぜ合わせたもので、多少の重さはありますが丈夫さがあるので衝撃に弱い機械式にはうってつけの素材です。
【お気に入りポイント】
・お気に入りポイント
この時計でお気に入りポイントは外装の「デザイン」です。なんといっても文字盤の深い青色に、セラミックベゼルのツヤ感が気に入ってます。
文字盤の青は「多層塗り」で深い色合いを出しており、その美しさはこの時計を買うきっかけにもなりました。
セラミックベゼルとはガラスの外側の黒い部分で、ここもセラミック(陶器)のツヤ感が文字盤の色合いと非常にマッチしています。
購入して数年経っていますが、いまだに付けているときに鏡に映して「やっぱええなぁ・・・。」と浸っています。(笑)
やはり身につけるものなので、見た目のデザインにはこだわりたいですね。
こちらの腕時計は残念ながら現在は廃番になっていますが、プロスペックス自体はもちろん今もSEIKOの人気ブランドです。
ダイバーズウォッチ自体もその堅牢性とシンプルかつ機能性のあるデザインから、ハマってしまう人が多い腕時計です。(私の上司にもいます)
様々な魅力がつまったこの腕時計を、これからも愛用していきたいと思います。
ではまた!
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