見出し画像

6KBで作ったレトロRPG【自作ゲーム】

こんにちは、すうはかせです(*´ω`)

前回、ざっくりと自己紹介しましたが、今回は、過去にこんなゲームを作ったよと言うお話を。

プチコン(※)のプログラミングコンテストでは、いくつか賞も頂いたものの、突然現れた謎の人物のままだったと思うので^^;

(※)スマイルブーム社より発売されている、任天堂プラットフォーム向け開発言語


🎮 ダンジョンを進むRPGだよ!

今回ご紹介するのは、すうはかせが幼き頃に、ホームパソコンで作ったダンジョン系RPG作品。世間では、ファミコン版ドラクエ3なる物が発売されて間もない頃でした。

画像2

FLOOR7。「すらいめーたー」登場。いれあの呪文で、道具の効果を無効にする。黄色い悪魔か?ボスと思ってた「どらごん」は雑魚で、こっちが本ゲーム初ボスだった件。

画像3

LEVEL 20でやっとたおせたーー!!経験値300!! 宝箱の中身は「まほうのぽっと」


レトロですねー><

今作るなら、スプライト重ねるなりしてグラフィックの色数増やすんでしょうけど、今となっては、逆にこのレトロさが…(じゅるる)

この作品、雑誌(マイコンBASICマガジン)の投稿用にと、作った物だったのですが、色々自分に厳しいすうはかせ()は、結局投稿せず、日の目を見る事はありませんでした。(自作ゲームでコンテストに応募したのは、プチコン大喜利が初めてだったりする)

あ…ベーマガと言えば、変な所でベーマガデビューしてたんだった^^;

画像4

電子工作マガジンの付録として復刊された、マイコンBASICマガジン、その中のSmileboomさんの広告で、すうはかせの作ったお絵描きソフトを紹介下さってます(*´ω`)スイッチあったら体験版でもあそべるぞー

画像1

プチコン4 SmileBASIC ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)


余談はさておき、細かい難易度修正やエンディングを除いて、企画から完成まで、1週間。

当時はむしろ、2日に1本ぐらいのペースでゲーム作ってたので、それで普通と思ってたんですけど、今その感覚でゲーム作っても、軽く1か月は超えてしまいますね^^; まあ環境も、時間の自由も違いますけど…


🎮 それなりに本格的!

戦闘はパーティなしの1対1ですが、敵側は特殊攻撃や魔法も使ってきますし、こちらもアイテムで魔法効果が使えたりと、なかなか本格的な内容でした。

画像5

開始2時間、FLOOR8。「うどー」。りとを使うだけかと思ったら、いきなり「かえん」で大ダメージ。かえんをうけずにぴったりやっつければ良いのか??(その後LEVEL32で倒せた。)


また、当時ドラクエなどのゲームも、敵の攻撃や行動は、ただの乱数っぽくて違和感があったので、"なんちゃって"AIを搭載して少し頭の良い行動をとるようになっています(そのおかげで無駄にボスが強い(;´Д`))。

画像6

宝箱やん!!と思ったらいきなり罠・・・。連続の木製モンスター「うーだー」。そしてまさかのいきなり「かえん」!!!

画像7

開始3時間、やっとうーだーを倒し、くびかざりを手に入れた。


🎮 制作秘話

当時のハードは、今のパソコンとは比べ物にならないくらいお粗末で、RPGのようなボリュームのあるゲームを作るには色々な工夫が必要でした。

たとえば、メモリ。

この作品に使用していた機種では、自由に使用できるメモリは、たった6KBしかなく、プログラムを分割してロードさせるのは当然ながら、それでも足りないので、マップ、メッセージ、アイテムの名前や、敵の名前とパラメータなど、ほとんどのデータをVRAMの空きエリアにしまっておくと言う方法を取りました。

VRAMは画面表示のためのメモリーで、この機種の場合16KB用意されているのですが、使用する画面モードによっては、8KBも未使用エリアがあるんですよね。ならば使わない手はない!

ただ、それでもやはり足りなくて、通常使用する変数のデータさえもVRAMに置きました。これで変数1つにつき5バイトの節約に^^;

そして、完成したプログラム実行時の空きメモリは、一桁バイト…

今考えると、当時のメモリの感覚(勘)は、神がかってたと自分でも思います^^;(今はとてもできません><;)


🎮 終わりに

そう言えば、最近、RPGを作っていない…(晩ごはんのレパートリーみたいに言ってみる)

色々とやる事もありますけど、今年は、RPGとかも作りたいですね。ずーっと温めているアイデアもありますので(*´ω`)(ほかほか)


あ…、ちなみに、ゲームのスクリーンショットは、自作のエミュレーターで実行した物ですw

何やってる人か、ますますわからないですね!!


最後までご覧いただき、ありがとうございました。
すうはかせでした!(≧▽≦)


Audiostock 最新作は、プチコン公式コンテストで芸術賞を受賞したゲームのメインBGM!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?