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初めての投稿:数学教育に対する問い

はじめまして。ある学校で数学教員を務めている探検家です。

今日は,これから記事を作成していく中で

明確にしていきたい「問い」を示していきます。

新学習指導要領

文部科学省から平成29年に新学習指導要領が告示され,
現在の情報社会を背景に小・中・高の教育が変わろうとしています。
数学科では,「数学的見方・考え方」を働かせ,
「知識及び技能」「思考力・判断力・表現力」「学びに向かう力,人間性」の三つを柱とした資質・能力の育成が目指されています。
また,小・中には「データの活用」領域が新設され,
統計教育の充実が図られています。

他にも,目標や内容がいくつか変更されています。

しかし,この新しい学習指導要領が示しているものは,
これからの子ども達が学ぶ必要のあることなのでしょうか?

社会の変化と・・・

現在の社会は,情報通信技術が発達し,多くの人々や情報に,
すぐに繋がることができます。
それに伴い,10年前に当たり前だったことが
今では当たり前ではなくなっています。その象徴はスマホでしょう。
しかし,子ども達はどうでしょうか?確かに格好や考えが大人びた,
子どもは増えたかもしれません。
ただ,授業での反応や発言は,どうでしょう?
つまらない授業のときには,眠そうにし,
興味がある授業は,目を輝かせています。
そういった意味で,子どもの変化は小さいと思います。

子どもが育つ環境が大きく変化した,
しかし,子どもの姿はあまり変化していない。
その中で,新しい学習指導要領が告示されました。

さて,そうした社会の変化と子ども達を考えたとき,
求められる数学の授業はどういったものなのでしょうか?
(本当は数学の授業はいらないのかも・・・)

本記事が明らかにしたい「問い」

以上から,筆者が明らかにしたい「問い」は次の二つです。

・子ども達は,数学を学ぶ必要があるのか?

・学ぶ必要があるとしたら,それは何なのか?

これらの問いは,どれだけの年月をかけても明らかにすることが難しいのは
十分,承知しています。
しかし,私はこれらの「問い」を自分なりに明らかにし,今後の楽しい社会を生きていく,子ども達と向き合っていきたいのです。

今後,誤った箇所や困った部分がでてくると思います。
そのときには,どうぞご意見のほど,よろしくお願いします。


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