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📚ブルーマリッジ

私は忘れられるのだろうか
許せる時はくるのだろうか
そう感じながら読み進めた

もし忘れることが許したことになるのであれば、忘れたい。あれもこれも。

男女同士の無自覚である加害
女が被害者、男が加害者という印象が強い内容だったが、視点を変えればその逆も考えられる

でも、どうしてプロポーズしたのか聞かれた時に、大事な人に何かがあった時何もできないのはいやだと思ったことというところがすごく共感した
私も結婚する前は緊急連絡先に母の連絡先ではなく、彼氏(今の夫)の連絡先を書きたくてしょうがなかったし、何かあった時には真っ先に母ではなく彼氏に連絡がいってほしいって思ってた

人はそう簡単には変わらない
変わったとしてもオセロみたいに黒が白になったりしないって雫が言った
呪いのような言葉に感じた
最終的には確実に変わろうとしている雨宮を受け入れていた

結婚って難しい
幸せだけど、辛いこともたくさんあってどっちかが我慢してたらうまく行かない
お互いにぶつけ合わないと丸くならない
わかっていても、うまく言えない時、言いたくない時たくさんあって悩んで悩んで思いを少しずつ伝えていく
お互いに理解できた、理解できないを受け入れていって時間が経っていろいろな経験をして理解できないがそういうことかってなる
マリッジブルーの時も幸せで不安だったけど、
今はそれよりずっと幸せで、たくさんぶつかって一緒に生きている

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