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占星学 ②

8月に書いてそのままになっていたもの。
まだ途中であるし、今は気持ちがちがうところに行ってしまっているので整った形にできそうにないけれど、今年のうにち投稿しときたい内容だな…と思ったので不完全なまま投稿します。




この本を読んでいると、「人と共に居たいなら、普段から見て見ぬふりをしている自分の暗い部分から目をそらすのをやめて見つめなさい」「日常的に他者に投影しているということを知りなさい」そんなメッセージがやってきて、それは自分の中にズシャッとやってくるため衝撃を受ける。

今、『4  美女と野獣』の章を読んでいるのだけれど、わりと読むのが苦しい。
ところどころで「うっ」(ゔっではなくうっ)となるし、感情は伴わないのに急に涙がこみあげてきたりする。

日常生活では相変わらずハマっている足揉みをしたり、犬とサッカーしたり、汗かきなから外作業したりとバタバタとしながらも比較的軽やかに過ごせているのだけれど、内面生活は必死に暗い部分を見つめて理解しようとしていて、苦しいのにそれでも進もうとしてる自分に対して不思議だなと思う。



 おとぎ話もまた、見るからに無邪気なやり方で、この基本的な意識の四機能を語ってくれる。世界のどの地域で発生したものであれ、歴史上のどんな時期であれ、おとぎ話の中には繰り返し主題モチーフが出てくる。昔々、三人の息子をもった王様がいました。二人の兄は賢くハンサムで力もありましたが、三人目は頭が弱く、みんなの笑い者になっていました・・・・。この話は、人間の心が機能する方法をみごとに象徴している。意識の指導的な機能は王様である。彼は必然的にこのような物語の中では、通常、病気や不毛、間近に迫った死あるいは自分の力を超えた敵の攻撃などを含む問題をかかえているのである。二人の兄はいつもその問題を解決しようと試みるが失敗する。そして頭の弱い聖なる愚者、最も軽んじられ最も謙虚な者、見た目は自分の中で最も不十分に思える側面こそが解決策を見出し、王国を救うのである。

 さてーーー私は思考タイプだがあなたは感情タイプだ。だから私は賢く観察力もあり、理路整然としていて理性的だが、あなたはいつも感情的でつむじ曲がりで理性的ではない、などと決めつけるのはとても面白いことではある。タイプ論の研究を始めると、皆このゲームを始めるのだが、占星学の初心者が黄道十二宮を使ってするゲームも同じである。ーーー私は天秤座だから当然のことながらいつも魅力的で礼儀正しく思いやりがある。でもあなたは乙女座だからあら捜しばかりしていて批判的過ぎるし、自己中心的で心が狭いのも当たり前だ。ーーー占星学にしろ心理学にしろ、タイプ論は他人の欠点を並べたてる素晴らしい手段として使えるわけで、このように誤って使われることがらしばしばである。まず第一にタイプ論を真剣に受け止めることを恐れるし、第二に我々は通常、より深遠な意味を無視して自分に都合のいい部分だけから学ぼうとすること。そして第三に、誰もが皆自分のタイプに従って価値を置いているものが実は全ての中で最高なのであり、他のものはみんな少し劣っているとひそかに考えているということだ。

3 風、水、地、火ーーー心理学的タイプ P107-108



占星学




3 風、水、地、火ーーー心理学的タイプ

 




4 美女と野獣



この方の鑑定を受けて読み応えのある鑑定書を読み込んでからこの本を読むと、これは遠いところにある話ではなくて、実は自分に関連していることで、これまでは見えていなかった自分を知るきっかけになる…そんな気がしている。


第644話「幸せさん」朗読:木村多江(Sound Library ~世界にひとつだけの本~)
#AuDee






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