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モーニング・ページ守ったこと破ったこと。7日間やってみてのふりかえりと感想

はじめに

モーニングページを始めて今日で8日目。
以前辛かった時期にノートに気持ちを吐き出していたことがあります。
不思議なことに、書きつづけていると少しずつ傷が癒えてくる。
「どうしたいのか?」
「どのようにしていくか?」
それらの問いに対する答えが、自分のなかから自然と生まれてくる。
それが自分自身に寄り添い、前に進むとことだと実感できた出来事でした。


いくつになっても「ずっとやりたいこと」をやりなさい

最近またモヤモヤすることが増えてきて、そんなときこの本と出会いました。

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正直わたしには貫きたいスタンスがあるだけで、特にやりたかったことがあるわけではありません。
けれど、自分と向き合うための方法として、この本を読むことに決めました。

人を下げて表現するところや、自分を上げるようなアピールの仕方がどうしても気になってしまいますが、全体的にみるとすてきな取り組みだと感じました。

(詳しくはこちらの方のブログを読むと全体像がわかりやすいと思います。↓↓↓)


選んだのはこのノート

フィンセント・ファン・ゴッホ
「麦畑とポピー」

彼の生き方をのぞいてみると苦しさばかりが前面にきてしまって、その影響からかわたしは彼の絵を見ると気が重くなり、息苦しくなってしまいます。


しかし、以前ゴッホ展で購入したこのノートは軽やかで明るい気持ちにしてくれます。
綴じられたなかの紙もさわやかな水色をしています。
それはただ単に自分が希望を手放さないのが好きだからという好みの問題かもしれません。

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このノートに書くときには水性のグレーの筆ペンを使っています。
力も必要なく、さらさらと流れるように書いていけるのでモーニング・ページを書くのにぴったりです。
グレーを選んだのは、白でも黒でもなく存在感のある色にも染まっていないそんな状態のなかで、本当の自分の気持ちと出会いたかったからだと思います。


モーニング・ページのマイルール

わたしはこの本のルール通りではなく、ゆるいルールで始めました。

《本の基本ルール》
・1日のスイッチが入る前に書く
(目が覚めたらすぐに)
・毎日3ページを全て埋める

・8週間くらいまで書いたものを見ない

・アーティストデート
週に2時間ほど自分の内側にいる創造的な子どもとデートする時間を空ける

・チェック・イン
毎週7日目の日に行う取り組み

【マイルール】
・毎日3ページ埋まるまで書く
できれば目覚めたときに、無理なときは午前中の間に書く
・1週間ごとにふりかえりをする

・アーティスト・デート
週に1度は自分だけの休日を過ごす


ここ1年ほど内省を続けてきた結果、最初の頃のような自己と向き合う辛さは軽減されているので、「8週間くらいまで書いたものを見ない」というこの本のルールをさっそく破り、1週間でふりかえりをすることにしました。
だって8週間後では忘れてしまう…笑


ふりかえり

【1日目】
1ページ目はわりとネガティブな言葉が並んだ。
2ページ目は問いと今の段階での予測が並んだ。
3ページ目は「自分に価値は必要か」を問い、「何もしない私でも大丈夫」だと自分を励ましていた。

全部捨てる必要はない。
完全にこわす必要はない。
通るのに邪魔な部分だけ壊せばいい。
うまくやる方法もある気がする。

3ページ目はそんな言葉で終えられていた。

【3日目】
前日のフィットネスジムの効果で、ひどい筋肉痛だったようで、この日は肉体的精神的な健康について3ページに渡って書いていた。
あれこれ模索していたようだ。

【5日目】
この日は「家族とは?」「生活とは?」についてあれこれ考えていたようだ。
それと「人から責められるのがこわいのはなぜか?」について自分で考察していた。


【7日目】
前日に寝たのが0時を30分ほどまわっていたせいで、気分がイマイチだったようだ。
1ページ目の3分の1ほどのところから、急に抽象的な世界に入っていっていった。

自分を疑う心。
懐疑心。
自分を責める言葉。

自分を満たす言葉。
羽ばたく。
青空へ。
守るもの捨てるものを見極める。
モヤモヤはどこからやってくる?
胸の奥のあたりから
スモークみたいにもくもくと。

そのままほったらかしていると
もくもくでまわりが見えなくなってしまう。
だからそんなときは
もくもくの発生源をつきとめる。
ダメージを受けると飛べなくなる。
飛んで眺めていられるように
距離感を意識し安全な位置を保つ。
細かな微調整をくりかえしながら
自分の状態を確認しながら
飛んでいられるようにと願いながら
バランスをとる。

近づきすぎると
鳥のようではいられなくなる。
犬のようになってしまう。
でも犬であることに疲れて
猫のようになる。
そうなったときには飛び方も忘れて
鳥だったことも
忘れてしまっているかもしれない。

抽象的な表現になったあたりから、イマイチだった気分もだるさもすーっと引いていった…と書かれていた。
どうやらいい気分で3ページ目を終えたようだ。



感想

ふりかえってみたことで、自分は最初からポジティブなわけではなくて、ポジティブな方向に持っていくのが得意(ついついそうしてしまうともいう)なのだとわかりました。

すごく心配性だから準備を念入りにするし、ビビリだから最悪の状況も想像し覚悟しておく。
だからこそ自分をよい状態に保つために、ポジティブに考えてしまうし、どうせ時間を使うならつまらない時間にしたくない。
だから楽しもうとする。

モーニング・ページは自分の決して曲げることのできないことや、自分がどのような考え方するのか、どんなことに苦痛を感じ、どんなことに喜びを感じるのかなどを知ることができる。
そんなツールのようです。
自分の考えの癖や信念にも気づくこともあるでしょう。

書くことが浮かばないとき、「書くことが浮かばない」と書いていると、ふっと何かが浮かんできます。

自分で自分のことがよくわからない。
自分のことを変な生き物だなと思うこともあります笑
だからこそ、よくわからないからこそ知る楽しみが生まれるのかもしれません。

つまり…知らないって楽しい!


本のなかで目にとまった言葉

モーニング・ページは恐怖や否定性、気分の向こう側に私たちを連れていってくれる。
自分自身に求めるものは進歩であって完璧さではない。
否定的な思い込みはまさに思い込みであり事実ではない。
否定的な思い込みを明るみに出す。


モーニング・ページは知らない自分と出会うための旅路かも♪


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