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今日の山田君 〜思うこと〜 39

子どものお迎え

昨日は5時間授業でひと足早く帰ってきた次男と、
自転車で長男の迎えに行くことになった。

時間の管理が好きな次男が、
スクールバスが着く時間から逆算して出発時間を決めた。

帰りはいつも車で迎えに行っているから、わたしが
「「車じゃないのかよ!」って機嫌悪くなりそうで嫌だなぁ。」
と言ったら、次男が
「「怒るな!」って俺が怒るから大丈夫だよ。」
とちっとも安心できない言葉をくれた。

2人で自転車を走らせていると、
「自然の音を聞いていこう。だからしゃべるのなしね!」
と次男が言った。
そうだ、こんな似た感覚を持っていたんだと思い出し、
花や虫や風景に一緒に感動してきたことを思い出した。
そんな思い出に浸る時間も数分で終わった。
言ったことをすっかり忘れて次男が話し始めたからだ。


バスが着いて長男が降りてきた。
自転車をみて苦笑いをしていて、思わず私も笑った。
それからなんだかわからないまま、おにごっこが始まって、
長男の友達と「だるまさんころんだ」をした。
調子に乗っておもしろい動きを入れてやろうと試みたものの、
一番最初におにの隣にいる羽目になった。


「そろそろ帰ろーよ!」
と声をかけると、長男が
「ランドセルを背負ったまま自転車が漕げるか少し練習させて」
というので、少し眺めていた。
(意外とランドセルを背負っていても安定して漕げるものだな…)
帰りは2人が自転車、1人が走るのだけれど、
順番で走ってそれがなんだか楽しくって盛り上がった。
夕方の冷込みが強まる空気の中で、
800メートルの道のりがあっという間に感じた。


あまりに楽しかったから、長男と次男の下校時間が違う日はまた自転車で迎えに行くことになった。


部活もしばらく休みだし、太極拳も休みだから、
楽しみながら身体を動かせることが見つかって私は御の字だ。


今朝の話

わたしたちが住んでいるのは、
山からの吹き下ろしの風が強い地域だ。
風の強い日は、
知らない人だと台風かなと思ってしまうほどの風が
荒れ狂ったように吹いてくる。

今朝は子どもの見送りに行くのに
昨夜降り出した雪がつもった地面を歩いていた。
すると突然強い風が吹き、
竹林がざわざわというよりざぶんざぶんとその身をゆすった。
一瞬で吹雪のようになり、
しばらくすると何事もなかったように静まり返った。


うまくまとまらないそんな日

今回のnoteは昨日から書き始めたのだけれど、
着地点が見つからなくて放置していた。
湧いた気持ちが流れ落ちた後に書き始めたからか、
文字に思いがのらなくてぼや~っとぼやけてしまう。

さっき、家のチャイムがなり
宅急便のお兄さんから荷物を受け取った。
お兄さんは穏やかで丁寧な対応をしてくれる人なのだが、
最近は足先と体が帰る方向をむいていて、
これは先を急ぐ気持ちの表れなのか
コロナ禍での守りの姿勢なのか
それとも違う何かなのか…
そんなことを思ったりした。

人の行動を見ているとおもしろい。
しぐさや行動をみていると
その人のことが見えてくる。

ストレングスファインダーをやってみたときに
一番目の資質は「共感性」だった。
その言葉にすごく違和感があった。
もともと人の感情に影響を受けやすいし、
物事の理解はできなくとも
感情だけをくみ取れば
それは理解できるものになるのだけれど、
共感とは別物のような気がしていた。
ただ、周囲の人を観察していると
その人が求めていることがなんとく見えてくる。
それを違和感が生まれない形で提供することが好きなのだが、
その行為は共感から生まれているのだろうか。

おしまい。



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