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30歳を迎えて

昨年夏頃から色々なことがあった。

8月末、大好きだった彼からお母様の調子が悪いと連絡があり、数ヶ月音信不通に。そして寒くなった頃に訃報が入った。そしてまた音信不通になった。

時を同じくして父の脳梗塞が再発した。今回は長い入院になった。父と母の仲の悪さが病気をさらに悪くさせているような、本当に救いようのない夫婦を親に持った自分はなんて不幸なんだろうと思った。そしてこんな辛いときに支えてくれない彼を恨んだ。いくら自分が辛いとはいえこんな時に放っておくなんて、なんて酷いやつなんだと腹が立った。

年末、彼と連絡を取ることがあったが今思うとあれは別れ話だったんだろう。彼はきっとあの時すでに腹を括っていたんだと思う。私はいつだって子供で、考えが甘い。自分のことしか考えていないからいつだってバチが当たる。

年明けからはずっと仕事が忙しくストレスは溜まる一方だった。そして30歳を目前にして人生に余裕がなかった。そんな中、3/1に彼から連絡があった。

私は再度腹が立った。長い付き合いなのに半年も放っておかれて、なにを呑気に連絡してくれるんだと。もう私は30歳になる、この長い付き合いで失った若さをどう償ってくれる?何年も我慢してきたがこれをきっかけに自分の心が崩れる音がした。

3/5、もう終わりにしようと自分から連絡を入れた。限界だった。

そして4月の頭に30歳になった。信じられないほどたくさんの人に祝ってもらった。この歳になってわざわざ連絡を、ましてやプレゼントを頂けるなんて本当にありがたい話だ。自分にはこんなに味方がいると思うとこれから強く生きていける気がした。

何より心が軽くなった。長い付き合いの彼とも別れ、20代後半というSensitiveな年齢を乗り越え、30歳に到達した。本当に清々しい気持ちだ。よくやった自分。

誕生日のあとも実は色々とあったが私はもう無敵ゾーンに入っていた。言いたいことは言うし、気に入らないことがあれば嫌な顔をする。人のことを気にしている時間は私には残されていない。私は幸せになるのだ!!

そして最近自分の人生が動き出す予感がしている。幸せって、単純なものなんだと思う。求める人にしかやって来ないのだろう。

今まで自分はなぜか幸せになってはいけないと感じることが多々あった。色んなことをしてきたから自分に幸せになる資格は無いと、人生を諦めていた。ずっと死にたいと思っていた。

けれどなぜか今は幸せになりたい気持ちでいっぱいで、前向きで、30代を楽しみにしている。自分で自分の人生を創造していこうと心から思っている。

麻雀を見ていると、やはり麻雀は人生そのものだと感じることが多々あって、いい時はいいし悪い時は悪い。自分の努力とか、今までにしてきたこと、そんなことは関係なく物凄い力が働く。そしてその力で自分の人生は進んでいく、流れていく。

それでいいんだよ人生なんて!

30代は流れに身を任せて、心と体の健康を第一に、幸せにまっしぐらでいようと思います。

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