メダカのビオトープの飼育水は植物にかなり良いのでは?という話
この夏、我が家ではメダカのビオトープを始めました。
鉢の中に土と水生植物、メダカを入れて自然に近い環境を作るのがビオトープ。メダカのフンや食べ残しが植物を育て、育った植物を隠れ家としてメダカたちが暮らす。植物の光合成はメダカに必要な酸素を出してもくれます。
こういう循環を観察できることが、ビオトープでメダカを飼育する楽しみです。
春に買ったレモンの木につく青虫も、見つけ次第ビオトープに放り込む。こうするとメダカたちが喜んで食べます。青虫も害虫とはいえ生き物。駆除も少し気が引けていましたが、メダカたちのエサになるなら(人の手は入っていますが)これもまた自然の循環と言えるのではないでしょうか。実際、川ではこうして水面に落ちてしまった青虫や昆虫を魚たちが食べているのでしょうね。
子供たちにとっても「家にいながらできる自然観察」といった感じで、知識の幅を広げるのに役立っているように思います。
そんな我が家のささやかな自然サイクルのひとつに、ビオトープと観葉植物の関係があります。
何かと言うと、ビオトープの水です。メダカが泳ぐビオトープの飼育水は天然の液体肥料のようなものらしく、植物にあげるといいのだとか。
そんな話を聞いたので、ビオトープの部分換水のときに出る水をベランダの観葉植物にあげてみたんです。すると...
7月に近所の園芸店の福引のハズレ賞でもらったトウガラシが
2ヶ月でもっさもさに。葉の緑色も濃くなり、調子の良さがビシビシと伝わる仕上がりに。
同じ植物での比較がないため、通常の水との違いを明確には語れないのですが、感覚としてはかなり効いている気がします。ハズレ賞のトウガラシがこれですから。
こうして横に並べると力強さが違います。
この飼育水をそもそも使うべきかどうかは各自の判断にはなります。
ただ、生き物の排泄物は一般的に肥料として使われていますし、水道水を直接あげるより塩素分も抜けているでしょうから、個人的にはやっぱりアリじゃないかなと。むしろ栄養豊富すぎるので毎回にはしない方がいいのかなというくらいで。
ビオトープならエサやりや掃除の手間も少ないので、観葉植物をやっている人はセットでやっちゃうのがおすすめです。大前提としてメダカ眺めるのが楽しいですし。
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