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種から育てたアボカドの成長記録

今年、アボカドを種から育てるチャレンジをしました。

スーパーで売っているアボカドの種に爪楊枝を挿し、種のおしりの部分を水につけておけば発芽するというものです。

これがやってみるとじれったい。水に挿している時間が長く、いつになったら観葉植物として楽しめるアボカドになるのかがわからない。そもそも目に見えない種の中身は成長しているんだろうか...?

そんなときの心の支えになったのは、web上のブログで見る成長報告でした。だいたいの成長目安を知ることで、気長に待つことが出来ました。

というわけで今回は、これからアボカドを育てる人のため、我が家のアボカドの成長ペースをメモしておきます。


4/19 種が割れる

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アボカドを水につけ始めて3週間ほど経たったとき、種が割れました。発根の前兆です。特別なことはなにもせず、1〜2日に1回、コップの水を変えていたら芽が出ました。半日陰くらいの場所に置いていました。

後になってわかりますが、アボカド栽培で辛いのはココまでです。種の間は成長が見えず、まったく楽しくないからです。これ以降、成長が目に見えるので楽しんで育てられるはず。


4/21 発根

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種が割れてからはぐんぐん成長しました。種の割れ目が日に日に大きくなり、その隙間から根が伸びてくる様子が見えてきます。


4/29 根が伸びる

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根が見えてから1週間ほどして、種の外まで根が伸びました。根が水から栄養を摂っているのもわかります。

そしてこのくらいの時期から、いつ鉢にあげていいのかで悩むようにもなっていきます(僕はなるべく早くあげたかった)。コップに根がぐるぐる回ってる状態まで水で育てる人もいるようなので、結構アバウトでもいいかもしれません。


5/16 芽ばえ

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根のある程度成長すると、今度は種の上部が割れ、芽が顔を出します。ここまで確認してから我が家では鉢上げすることにしました。


5/23 鉢あげ

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種が割れてから約1ヶ月。いよいよ鉢に。観葉植物の土に種を置き、あとは土が乾いたら水やりをします。ここからアボカドは上へ上へと伸びていきます。


6/5 日ごとに伸びる楽しい時期

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鉢に上げると、毎日伸びる背丈を眺めて楽しめます。大きな種に栄養が詰まっているのか、ほかの観葉植物を軒並み追い抜く成長を見せてくれます。


6/13 大きめの葉も出てくる

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前の写真から1週間後。閉じていた葉が両サイドに向け開き、その間からまた新しい葉が出てきます。以降は葉の数より、1枚1枚のサイズが大きくなる成長スタイルです。

次の写真まで一気に2ヶ月空きます。


8/18 観葉植物の形に

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そして2ヶ月後、今の姿です。観葉植物として完成されたのではないでしょうか。垂れ下がった大きな葉が特徴的ですね。

成長を振り返ると、種が割れてからは4ヶ月。種を水につけ始めてからはおよそ5ヶ月でここまで育ちました。この後もアボカドはまだまだ大きくなるようなので、都度変化を記録し、写真を追加していこうと思います。


(追記)11/27 

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こんなに育ってくれてとても満足していますが、これから育てる人に1つだけアドバイスさえてもらうなら、発根している種をメルカリで買え、でしょうか。

本文にも書きましたが、アボカド栽培でつまらないのは種の時期です。成長が目に見えないし、水に挿しているときは爪楊枝で支えるので見栄えが悪い。

それならメルカリで発根済みを買っちゃうのが早いかなぁ。0から育てる充足感はありませんが、手っ取り早く楽しめます。値段も300円くらいなので、1ヶ月分の成長を300円で買う感じでしょうか。

逆にメルカリで売る人は発根済みの種を1つ売って120円くらいの利益だと思うので、(手間は考えないとしたら)タダでアボカドを食べられるというわけですね。時間があって、アボカドを食べるのが好きな人は売る側にまわるのもいいかもしれませんね。


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