何もしない時間をつくる

考える時間

コロナの影響で、海外旅行どころか隣の県にも行けない状況が続いている。行きたければ、どんな手段を使っても行くのだろうが、行かないということは、そこまで行きたくないのだと思う。今までは、連休だからという理由で、何となく遠出していたのだ。絶対に行きたかったわけではない。たまに絶対に行きたい場所や見たいものがある時もあったが、だいたいの場所は、そこまで行きたいわけではなかった。なので、行動が制限されているこのような状況でも、あまり苦ではないのが本心である。結果として、何もしなくていい時間が増えたわけだが、何もしなくていい時間が増えると、どうでもよいことを考えてしまう。本当にどうでもよいことばかり思いつく。これは、ある意味贅沢なことだ。このどうでもよいことは、すぐに必要ではないかもしれないが、もしかしたら、後々何かに繋がるかもしれない。世紀の大発見になるかもしれない。そんなことを考えていたらGWが終わってしまった。今日も平和である。

何かやらなくちゃ病

勉強しなくちゃ、本を読まなくちゃ、筋トレしなくちゃ、早起きしなくちゃ、ブログ書かなくちゃ、、、、何かやらなくちゃ成長できない！と考えていたが、窮屈になったので一回止めてみる。本当にやらなくちゃいけないことを蔑ろにしていたかもしれない。何かをしている自分に酔い、本当の目的を見失う病にときどき侵されてしまう。この病に侵されると厄介なのは、本当に大切なものを失ってしまうということだ。家族や友人の声が聞こえなくなってきたら、もう末期状態かもしれない。最悪の状況になる前に、抜け出そう。この病から抜け出す方法はひとつ。それは、究極にダラダラと過ごすことだ。廃人のように過ごすことが出来ればなお良い。きっと自分にとって大切なものが見えるようになる。

意味がないと思われていることをやってみる

考え続けると、当たり前だがとても疲れる。特に、答えがないものや答えが一つではないものを考え続けるというのは、タフな作業である。何時間も考えた結果、答えが出ない。これまでの時間は何だったのか？無駄な時間だったのではないか？と自分を責めたくなる。こんなに大変な思いをするくらいなら、何も考えずに、誰かの指示に従っていたほうが楽だと思うかもしれない。確かに、誰かの指示に従っていたほうが楽だし、責任もない。実際に、この楽な道を選んで生きている人はたくさんいる。この生き方を選択する人も別に悪くないと思う。人ぞれぞれだから。しかし、少し大変だが、自分の頭で考えて、自分の行動は自分で決める人生を選択する人は、自分の人生を生きられる。他人の人生を生きるか、自分の人生を生きるかは、自分で考えるかどうかで変わってくる。

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