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日本語教師への道① ~学校選び~

今回は、3月から受講し始めた日本語教師養成講座(420時間)について書きます。1年コースなので、4月から正式に開始し、修了は来年3月です。

正確な情報は個々のサイトを見ていただけたらと思うのですが、一つの例として色々ご紹介できたらと思っています。

1.きっかけと日本語教師の条件

日本語教師のお仕事に5年くらい前から興味がありました。ただ教師になるためにはお金も時間もかかり、お給料についてネガティブな情報も多いため、躊躇していました。でもコロナ禍でオンラインの授業も増えたようですし、職場で副業OKとなったこともあり、講座受講を決めました。

日本国内で法務省が告示する日本語学校の教員になるためには、以下の条件のうちいずれかを満たしていることが求められるようです。

-「日本語教育能力検定試験」に合格する
-学士の学位をもち、文化庁認定の「日本語教師養成講座(420時間)」を修了する
-大学または大学院で日本語教育に関する主専攻プログラムか副専攻プログラムのいずれかを修了する

https://www.u-can.co.jp/course/data/in_html/1450/column/column01.html

試験だけだと実技を身につけるのが難しそうですし、何よりずっと独学するとやる気の維持がきついので、講座受講を選びました。周りにいないので、日本語教師の知り合いも増やしたいとも思っています。

2.情報収集

学校によって異なるものの、養成講座は50万円程度します。高額な投資なので情報収集には時間をかけました。

まずはまとめサイトなどで概要を理解した後、各学校のサイトを見に行きました。以下が参考にしたサイトの一例です。

後は個人のブログなども参考になりました。

口コミは主観や時期的なものもあるので、どれくらい参考にして良いか判断が難しいですが、コメントはとても勉強になりました。例えば「教室狭すぎ/古すぎ」というコメントからは「学校見学した方が良いんだな」とか、「資料に書いていたのと違った」というコメントから「気になることは、資料に書いていても詳しく確認した方が良いんだな」など思ったりしました。

また自分の条件が明確になったのも良かったです。私は仕事をしながら無理なく続けられそうな1年、オンライン・土日受講出来て・振替も可能なものを探していましたが、調べていくうちに(最大10万円)が免除される教育訓練給付制度が対象となって、実技多めの方が良いなと思うようになりました。

3.各学校への問い合わせ

まとめサイトを読んで興味を持った学校のウェブサイトを読んで、5校に資料請求を行いました。講座の詳細は、メールアドレスなど登録しなくてもウェブサイトで受講日程など全ての情報が開示されている学校から、詳細を知るには資料を郵送請求するしかない学校まであって面白かったです。

個人的にはオンラインで詳細を確認出来たほうが有難いですが、更新のしやすさや秘密保持の意味で全ての情報をウェブサイトに載せるのが難しいのかもしれません。資料請求後にメールや電話が来たりしましたが、1~2回なのでしつこくは感じませんでした。私は昔販売をしていたので、資料請求後のフォローの必要性も理解出来ますし、ある程度は仕方ないと思います。

4.個別相談

本命を2校に絞り、個別相談対応をしていただきました。1校はオンラインで、もう1校は学校に行きました。とても丁寧に説明いただき有難かったです。

最終的に、実地での実技授業が定期的に設定された(=知り合いを作りやすく、やる気も維持しやすいと考えました)、日本語学校も運営されている(=より実践的な学びを提供いただけると考えました)学校さんに申し込みました。

5.おわりに

オンライン講義は先行で視聴出来るようで、3月から勉強を始めています。専門用語は難しいですが、内容は面白いです。ただ毎週5時間以上は勉強しないと理解出来なさそうで、これに実技の受講と準備が加わるかと思うと少し気が遠くなります・・・。勉強の時間を毎週とって、効率的に学べるように工夫していきたいです。

千里の道も一歩からということで、勉強の内容などまた投稿出来たらと思っています。

6.各校キャンペーン(追記:4月2日)

各学校が割引キャンペーンをされていたりするので追記です。ある学校さんでは値上げ前の値段で2月末までに申し込みが条件でしたし、別の学校さんでは4月の入学対象者に割引をされていました。無料セミナーなども定期的にされている学校さんもあるので、興味のある学校の情報は申し込みしたい月の前に確認した方が良いかもしれません。