【明るい拒まれ妻日記】 ~問題解決とは~
梅田で仕事を終えて、予約時間に間に合うように駆け足でサロンに向かった。
今思うと、この経緯も全てリアルタイムで夫に言えてたら、、と思ったけど
「行くな!」って言われる事が容易に想像出来たから黙って行ったんだった。
扉をあけると柔らかな雰囲気の頼れる母ーちゃんみたいな人が笑顔で迎えてくれた。
顔を見た瞬間、あっ話しやすそう。と思った。
話はそれるが、どうも性を対象に仕事をしている人を前にすると、女性の色気を全面にに押し出して
"さぁ、何ぐずぐずしているの?あなたも私みたいにおなりなさいよ"
と言われているような気持ちになってしまっていた。(今思うとすっごい偏見なんだけどね)
勿論そーゆー人ほど心が開放的で話してみたら親身だし、なりたい未来の姿が目の前に居てくれているのだからありがたいのだけれど、当時の私は眩しすぎて怖かった。
その時は女としての自信を失っていたので、
いい意味で優しくサバサバっとした母ちゃんみたいな女性のあたたかさが全面に出ている先生を見るだけで安心できた。
自分の体に自信が持てない上に、こんな偏見があるもんだから、私自身も色気のある服を着ることには抵抗があったし、色気は夫の前だけで見せればいいのっ!って思ってた。
(今は女性の美しさを活かせる着こなしは大好きだし、めっちゃ着てる!自分の抵抗する事こそなりたい姿なのかもなーと実感する。)
話がそれすぎた。
カウンセリングはお金を払って来ているのだから、全て、、全て話した。
病院だとか、専門家と話すといつも思うのだけど、私の大問題だと思っていた部分を
"あ~そのパターンね"
程度に受け流してくれるのがすごく安心する。
あれっ?思い悩みすぎてた?って思える。
人に話す良さはこれもある。
私の大問題は、他者は簡単に癒してくれる。
ただ、私が言われた言葉は
「女側が拒否されるパターンのレスはなかなか難しいね。」
だった。
あぁ、、、専門家から見てもうちは厳しいのか。。
でも
「いずれ子供も欲しいんだし、妊活相談って事にして、水面下でレス問題は解決策を練って行きましょう。次旦那さんも連れてきな。初めて来たって事にして。ね。」
という先生の言葉で希望がもてた。
心強かった。
もう一人で悩まなくていいんだ。
先生と私と夫でセックスライフを取り戻そう。
サロンを出た時の景色は、来た時と全然違って見えた。現状は何一つ変わってないのに。
そうか、心だ。
私の気持ちの持ちようで、現状は変わらなくても見える景色は変わるんだ。
次の予約は1ヶ月後ぐらいだったと思う。
その間も夫と交わりは無かったけど心は楽しい未来でいっぱいだった。
セックスレスの解決=夫とのセックスが日常に戻ってくる事
だとこの時も思っていたし、この先もまだまだ私は奮闘して行くんだけど、このサロンでの自分の気持ちの変化を思い返した時
【問題解決=問題が気にならなくなる事だ】
と、後に気付くことになる。
これはセックスレスに関わらず悩みの解決策だと思ってる。
現状を変えるのは私の心だ。
【明るい拒まれ妻日記】
~問題解決とは~
2020.08.05
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