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実践したい授業シリーズ#2金融教育

おはようございます!
Instagramとnoteメインで情報発信している中学校社会科教員で二児の母のゆきです!

今回は育休から復帰したら実践したい授業シリーズ第二弾!金融教育がテーマです。


はじめに

経済を教える職業でありながら、経済から最も遠い環境で生活しているのが、お金の教育を受けることなく大人になり、民間企業や自営業の経験なく職についた私のような学校の先生。

私はずっとそれがコンプレックスでした。

だから1回目の育休中にお金の勉強に力を入れました。金融庁などの公的機関のHPをはじめ、金融関係の本やSNS等で情報収集したり、簿記、FP、宅建の勉強をして資格も取りました。

また、自分で実際に家計の支出を見直したり、つみたてNISAやiDeCoなどから投資による資産形成を始めたり、ふるさと納税や医療費控除で節税したりなど行動に移していく中でマネーリテラシーを上げることができました

勉強して知れば知るほど、お金の知識がないことの怖さを実感しました。

逆に正しいお金の知識を持って上手にお金と付き合えるようになれば、自分のお金や生活を守ることができ、お金に振り回されず幸せな人生を生きる手助けになると学びました。

大人になったら、生きていくために誰もがお金と向き合っていく必要があるから、子どものうちからお金のことを知り、考えていくことは大切です。

いま注目されている金融教育。自分は社会科教員としてどのような形で、どんなことを伝えていきたいか今回はまとめていきます。

お金とは何か?

金融教育の入口としてまずはお金とは何か?について生徒と考えたいです。
「お金」ってどんなイメージ?
「お金」をひと言で表現するなら?


生徒たちに個人→4人班で意見を出してもらったあと、お金のプロと言える人たちの名言を紹介して、さらに学びを深めたいです。

お金は便利な「道具」である
お金は社会の血液だ
僕は君に、「稼いで貯めて、回して増やす」というお金との付き合い方を伝えたいのです。

村上世彰「いま君に伝えたいお金の話」

「お金」とは信用を数値化したものだ。
たとえば、魚を100匹売りさばいた時に「この人は魚を100匹売りさばいた信用のおける人ですよー」という「信用証明書」が貰える。その後、自転車が欲しければ、自分が持っている信用証明書と自転車を交換してもらう。言うまでもないが、この信用証明書の名前が「お金」だ。

西野亮廣「革命のファンファーレ」

お金とは過去•未来の缶詰。
例えば150円で買ったお茶。直接的にはコンビニの売り上げだけど、その裏には飲料メーカー、 運送業者、 倉庫業者、農家や農協、 パッケージの印刷
業者やデザイナー、 CMの広告代理店やタレント事務所... と無限に広がっていく。お金を通じて誰かを支え、 お金によって誰かに支えられていることを自覚するとお金がカラフルで明るいものにみえてくる。

藤野英人「投資家みたいに生きろ」

お金の正体は人間の課題や悩みを解決した報酬です。つまり人々が困っていることを助けた「ありがとうの総量」が多い企業が、最終的に莫大なお金を手にします。言いかえると「世の中を幸せにした度」を見えるようにしたものがお金の本質なのです。

南 祐貴(セカニチ)「世界一面白くてお金になる経済講座」

お金は幸せも不幸も生み出すもの
いいお金:人を幸せにすることでもらえるお金
悪いお金:人を不幸にすることでもらえるお金
イメージしやすいのは、マルチ商法でしょうか。マルチ商法では、無価値なものを提供し、人を不幸にすることでお金を稼ぐことがほとんどです。
お金は数ある資産の1つ
時間・知識・思考・スキル・フォロワー・株など、全てが資産であり、お金はそれらの種類のうちの1つでしかないということです。

積立てるぞうnote「お金論」より抜粋


お金を使った時の気持ちを記録(お金の使い方について考える)

1ヶ月間お金を使った時(自分のためにお金を払ってもらった時)の気持ちを記録してもらって、共有したい。無自覚にお金を使うのではなく、【消費=応援】という意識や、【幸せなお金の使い方ができているか?】考えさせたいです。
そして浪費思考(主体性、決断などが欠けた行動)の危険性についても触れたい。
例:無自覚な買い物、他人軸でお金を使ってしまうなど

藤野英人「投資家みたいに生きろ」をもとに素敵ママなるぞーが作成

金融庁や日本証券業協会などが提供している教材を計画的に取り入れる 

金融庁HPに金融庁、日本証券業協会や日本銀行、全国日本業協会、金融広報中央委員会などが提供する金融教育に使えるハイクオリティな教材が豊富にまとまって掲載されています。


事前に登録や取り寄せが必要なものもあるので、年間の授業プランの中で計画的に取り入れたい。

公民的分野を学習する中3の教科担任になった際には特に日本証券業協会が提供している以下の2つは計画的に取り入れたいと思っています。
学校向け提供教材「株式学習ゲーム」

学校向け提供教材「株式会社をつくろう!~ミスターXからの挑戦状~」

お金のプロによる主張授業を活用する

調べてみると社会貢献活動の一環として様々なお金のプロが中学生に対する出張授業を提供してくれていることが分かった。

すべてを自分1人でやろうとするのではなく、お金の専門家の力を借りることでより質の高い学びが実現すると考えています。

活用できたら子どもたちにとってはかけがえのない学びになると思う。学年や学校単位で大きな調整が必要になってきますが、周りの先生方にも協力を仰いで実施してみたいです。

中学生を対象としたお金の出張授業を実施している方々

投資家 村上世彰氏

1983年から通産省などにおいて16年強、国家公務員として務める。1999年から2006年までファンドを運営。自身が小学生の頃から株式投資をしていた経験をもとに、幼い頃から「お金」と向き合うことの大切さを伝えるため、全国の小・中学校、高校などで「お金の授業」を行うなど、子どもたちへの金融教育に力を入れている。著書に『生涯投資家』『いま君の伝えたいお金の話』『世界で一番カンタンな投資とお金の話』(西原理恵子との共著)があります。

税理士 大河内薫氏

税理士事務所を経営しながら、子どもから大人まで学べる、人生の幅を広げるお金の学びを発信している著名税理士。YouTube(動画)、Voicy(音声)、Twitter、Instagram、ブログ、書籍(漫画)などの幅広いコンテンツを用意し、書籍以外は無料コンテンツにしています。小学校〜大学まで、お金の授業を無償で行っており、場所は全国各地、さらには海外の日本人学校までを対象にしています。

起業家 三浦光希氏(積立てるぞう)

情報発信仲間で起業家の三浦光希氏は「お金に振り回される人をゼロに」をミッションに人生を懸けて「お金の教育」に取り組んでいる誠実な起業家です。先日、小学生が「これからお金に困らないためにどうしたらいいですか?」と質問した際に、誠実に分かりやすく答える姿に感動した。
子どもたちと年齢が近い若さとエネルギーがある彼だからこそ、子どもたちに伝わるものも大きいと感じています。

三浦光希氏作成のスライドの一部。とても分かりやすい。


金融教育をどの単元で扱うか?

メインはやはり中3公民的分野 B私たちと経済 ⑴市場の働きと経済ですが、

中1〜中3の歴史的分野の古代、中世、近世、近代それぞれ貨幣や経済の話題が出てきたタイミングでもお金について考える時間を取りたい思っています。

歴史的分野においては貨幣博物館の学習ツール(ワークシート)や資料が良かったのでうまく活用したいです。
※ここ面白そうなので今年中に見学してきたいと思います。行ってきたらレポしますね。

中2の歴史的分野 
C 近現代の日本と世界 (1) 近代の日本と世界

(ア) 欧米における近代社会の成立とアジア諸国の動き
産業革命で資本主義社会が成立したことを学ぶ時にはしっかり資本主義社会とはなんぞやということがしっかり理解できるような手立てを考えたい。

おわりに

子どもたちに金融教育を積極的に行うことで、将来に対するお金の不安やお金の苦労を減らし、お金と上手に付き合い、子どもたちが主体的に幸せな人生をつくっていける力を身につけさせたいです。

家庭では母として、学校では教員として子どもたちの未来のためにできることを全力でやっていきます!

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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それでは素敵な1日を!