新年のあいさつと登山レポート

お騒がせしました(お騒がせしてません)
毎度毎度お久しぶりです台風です。
近頃は導火線氏が馬車馬の如く働くので、逆に僕のモチベが少し下がってしまいましたが(導火線氏に書いてほしくないと言ってるわけじゃない)、今回は年の初めということで少々気合を注入して書きます。


1 新年早々の出来事(京都)

年末年始は導火線氏が描いていたように、京都のおばあちゃんの家にいってました。
ただ、おばあちゃんの家に居るからと言って気が休まるわけではないのです!
なんたってここで冬休みの宿題をすませておかなければ後で痛い目に遭うのです!
そうです。苦しい時は笑って。笑ってごまかして。ごまかせなかった分の余力で宿題したらノルマクリアは出来ました。超上出来じゃないか。
やっと宿題も終わったなぁと一安心していたところで、地震がやってきました。確か震度4くらいは揺れてたと思います。
いつものちょっとした地震は縦揺れなのですが、この地震は横揺れだったので、縦揺れの震度4ほどの怖さは無かったように感じます。
ただ震度7ともなってくると話は違いますよね、、、
僕たちもいつか来ると言われている南海トラフに備えて、今回の能登地震は教訓として捉えさせてもらおうと思います。

2 帰ったぞ紀州の国に

帰りました。年は変わりましたが、和歌山は変わってなかったみたいです。(そりゃそうか)(自省)
家に着いたのは2日の夜の10時半くらいだったので、速攻で風呂に飛び込みました。いつものように大合唱(独唱)をしながら湯船に浸かって、そんで体洗いました。体洗うタオルに石鹸付けてゴシゴシ背中やってたら、どういう訳か引っ付き虫が落ちてきました。植物人間になりたい人だったら幸先のいい年の始まりだったのでしょう。
・・・もしかしたら僕は選ばれし人間なのか?
本当にそうだったら後で後悔すると思うので、僕が人間としての記憶がある
うちに、noteにこのレポートを書き遺しておきます。

3 山に登って下りるんだよ!

ということでここからが本題。本当に書きたかったのはこの話です。
僕たちの住んでる地域ではそれなりに名の知れた山に登りました。
なかなかいろいろと数奇な事件がたっくさん勃発してるので、今回はその話を忘れないうちにここに書いておきます。
(写真付きでお伝えしたいところですが、あまり写真といった写真が撮れていない上に、写真は載せたいけど顔は載せたくないという葛藤によって、今回はイメージ画像のみでお楽しみいただければと思います)

0 登山メンバーのご紹介

ヤマ氏(初):情緒不安定。瞬発力と爆発力を併せ持っている(ラン&ガン)
シシモ氏(初):アニメイトの回し者。決め技はローリングソバット(実話)
JUNIOR.K氏:生態系のトップ。野良の人間の日本代表。
いかそーめん氏:投擲マスター。背中の垂直尾翼で平衡感覚を得ている。
導火線氏:自称魔法少女(男)。狂人のふりをした変人。
台風(僕):歩兵。先天性のモブキャラ。

1 集合・そして出発

1月3日(水) AM8:30
集合場所は中学校の校門。僕が着いた時にはもうすでにヤマ氏とシシモ氏が戯れてました。
ヤ 「おはよう」
シ 「おはよう。吹き飛ばすぞ」
温かくお出迎えしてくれたのが何よりですね。やさしさに包まれた、清々しい朝です。
その後はいかそーめん氏、JUNIOR.K氏、導火線氏の順でやってきました。
心配な点は導火線氏の顔!世紀末(聖飢魔Ⅱ)みてぇな顔してるじゃないか。とにかくご機嫌ななめなご様子。彼はいつも本調子になるまでは少しの間放っておくしか術はないので、彼には悪いですが、一旦見殺しにしておきます。
ひとまず人はそろったので、自転車で小一時間掛けて麓を目指しチャリを漕ぎます。頑張るしかないやね。

2 直ってしまった自販機

AM9:05
山を登るにしても水分は必須なので、調達に行きました。
別に、出発前に飲み物を買ったってよかったのですが、それには訳があるんだなぁ。
今回のぼった山の近くには、グレーな方法で超お得な自販機があるんです。
例えば、150円のジュースを150円払って買うとしましょう。普通ならここでおつりが出ることは無いのですが、ここは例外。何と30円おつりが出てくるんです。150円の場合に限らず、どのシチュエーションでも30円多くおつりが出てきちゃうんです!気持ちいいんです!(やのぱん)
え?なんだって?それはダメじゃないのかって?
大丈夫さ。ココ、治外法権!!(ゴー☆ジャス)
駄菓子菓子、流石に修理入ってましたね。普通、そうあるべきです。
悪いのはこんなことで騒いでた僕たちなのです。虚。
くよくよしてても仕方ない。こんな時こそ、エナジードリンクと言うじゃない。

フリーダムエナジー

困ったときは、これに限るよな!
モンスターの約2倍の容量で150円!
なんてすごいんだぁ(恍惚)
量より質がモットーの僕たちには打ってつけ。無事昇天です。

3 DADADA大クラッシュ

AM9:15
カーナビだったら「目的地周辺」とかほざきだす辺りまで来ました。こういう時に限って、事故とは起きるものです。
実際、起きました。一部始終をもっとも簡単な言葉で表現すると、「今際の際(IMAWANOKIWA)」です。
言葉では説明が難しいので、簡単な図で説明します。

フェーズ1(初期設定)

ズガガガガギギギギギ
嫌な金属音が響きました。案の定接触事故です。
いかそーめん氏がJUNIOR.K氏の進路を塞ぐような形で起きてしまいました。
ここまではよくあるパターンの接触事故ですが、パーティーはここからです。

フェーズ2(第二形態)

い 「キャ――――――!!!!!」
J 「ホワァァァァァァァァ!!!!!」
森中に不穏なシャウトがこだまします。接触だけならよかったものの、運悪くK氏の体は奈落の方向へとまっしぐら。
これは一体、どうなっちゃうんだ~?

フェーズ3(最終形態)

紅(奈落)ダァァァァァ!!!!!!!(Toshiが参戦しました)
ダメ―ッ。
普通なら、こういう時ってガードレールが守ってくれるはずじゃないですか。しかし今回はおあつらえ向きコース。普通じゃないんです。追加オプションのガードレールは選択しなかったので、K氏の体は奈落の方へ。天国か地獄か。
・・・といったところで何とかブレーキが効き、車体はストップ。
図には「林」って書いてますが、実際下の沢までは10メートルくらいありそうでした。落ちてたら命は無かったでしょう。

4 .VS山

AM9:25
無事に(?)麓まで着くことができたので、いざ出陣。
麓の駐車場に着いた時点で、既にヤマ氏は衰弱してました。超久しぶりの運動だったらしく、体から力が抜けてておひたしみたいでした。
体力は厳しくとも、彼は持ち前の気合と根性があるので、何とかなるでしょう。この素晴らしき根性論に祝福を。
皆さんそれなりの格好はしてるので、準備は万端です。ヤマ氏とシシモ氏はこの山に挑むのは初めてなので、少し心配ですが。(なぜなら案外危険個所が多いのサ)
まあ、まだ若いので体力はあります。knuckleないさの精神で行きましょう。

5 導火線氏、復活のレクイエム

AM10:00
そういえば冒頭で導火線氏が元気ないって言ってたなぁと、皆さんは思い出しましたか?(do you remember?)(september)
そうなのさ。彼は午前10時現在、未だ調子が戻らないのだ。しんどそうとかそんなのではなく、ただ単に機嫌が悪いし何も発さない。いつも導火線氏と遊んでる僕からしてみれば、何ら変わった様子ではないのだが、ここまで引きずってるのは異常なのかもしれないなとは当時思っていた。
するとその時、導火線's fatherから電話がかかってきた。
怒られるのか?どうなのか?と思ってたら、案外そうでもなさそう。
台 「お父さんどうだった?」
導 「怒っては無かった」
導火線氏のお父さんの優しさによって、彼は救われました。
ここからは導火線氏の空白の1時間半を取り戻すかのように、助走ナシでテンションが全回復。一安心だぁ~。

6 ヤマ氏、秩序がなくなる

AM10:35
遂に山頂に到着。この日は天気が最高に怪しげだったので、運よく山頂に人は1人もいませんでした。つまり僕たちの独壇場です。
誰もいねぇし自由だーとか思ってた時、後ろからこれまた怪しげなうめき声が、、、
恐る恐る振り向くと、そこには地面にひざまづいた状態の今にも蒸発してしまいそうな(比喩)ヤマ氏の姿が。いや、あれは僕たちの知っているヤマ氏の姿ではない。あれはヤマ氏の怪異だ。
山の神の逆鱗に触れたか?
体を毒にでも蝕まれたのか?
いや違う。目をこすってみてもあれは完璧で究極のヤマ氏じゃないか。
台 「どーしたー?」
ヤ 「ヅーガーレ"ーダァァァァァァァ!!!!!!!」
声のトーン的には野々村議員に近い、というか全く同じ。
台 「だいじょーぶ―?」
ヤ 「ホワア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"」
ヤマ氏に限らずとも、みんなの秩序が乱れるのは日常茶飯事ですが、ヤマ氏のこの姿が無秩序の底なんだろうなぁと僕は見てて思いました。

7 止まらない奇行(負の連鎖)

AM10:40~
ヤマ氏の一件からリミッターが解除されたようで、段々と全体としての秩序が乱れるというかなくなっていきました。
もちろん初めに壊れたのはヤマ氏で、
ヤ 「このグミおいしくなーい!」
とか言ってグミを1つずつ野に放ちだしました。
流石にこのヤマ氏の行動に黙ってはいられない導火線氏。野に放たれたグミを拾って食べるという奇行。これが本当の「負の連鎖」なのか。(地面は土じゃなくて芝生だから最悪グミ程度なら落としても食べれる)(多分導火線氏の胃に微生物住んでるからなんてことない)(雑草くらいなら食べれるし)(何なら食べ比べて味の評論もするくらい)(マネしないでね)
お次はいかそーめん氏だ!
演目は、「ココア噴きの少年」
もう今や何のツボにハマって笑いがこらえられなくなってしまったのかは記憶にないですが、とにかくココアを噴出したんだぜ彼は。すごいだろう?誇らしいだろう?
何だかその噴き出したココアの跡(史跡)がいとをかし的な風情だったので、ヤマ氏の発案でaikoのココアを流しながら、それの奥で導火線氏が前転をするという混沌を極めた行事を執り行いました。まあ楽しいのは楽しいです。
そのあとは特に何事も無く(んなわけない)(多すぎて何があったかすらも忘れた)、カップ麺とかおにぎりとか各々昼飯を食べて、次のフェーズへと進む。

8 滑降山下り

AM11:25
遂に下山!
ただこの山、なかなかに下りが危険。捕まる木はまばらにあるので何とかなるのですが、地面は彼はやら小石やらで滑り放題。じゃあもう、滑りながら帰るしかないんです。
滑るとはいってもただの滑降なら遭難する未来へまっしぐらなので、台風・いかそーめん氏・シシモ氏はゆっくり進んでたのですが、ヤマ氏・導火線氏・JUNIOR.K氏は先へ先へと進んでいきます。生き急ぎ過ぎです。
特にK氏なんか速すぎて、途中姿が見えなくなったりしたので本気で遭難したと心配しましたが、杞憂でした。K氏という男の本質は、僕たちが想像しているスケールの範疇に収まりきらない程なのです。
途中で道なき道を滑ったりしたので、もしかすると後でこの跡を見た人は、遭難者が出たと勘違いするかもしれねぇなと思うほどでした。

9 死をほのめかすRTA

PM12:00
急に怪談みたいなタイトルになっちゃいましたが、実質怪談かもしれません。
中腹部のうちの終盤くらいのところで、鎖を伝いながら坂を下りるところがあります。そこはこの山の中でも特に傾斜がえぐいところなので、じゃあタイムアタックをやろうじゃないかという流れになりました。
その中でもピックアップすると、ハイライトはK氏の豪快コースアウトのところでしょう。その前に挑んだ導火線氏も実はがっつりコースアウトしたのですが、(鎖がある道でコースアウトとは何ぞや)その状況をしっかり見ていいたはずなのに、次のK氏も堂々とコースアウト。それも一歩間違えれば遭難レベルのところまで行ってしまうという事件(事故)。(これはいけませェェェェん)
ちなみに初代チャンピオンはシシモ氏。彼の素晴らしい走りは、会場を熱気で包み込み、世界中の人々に夢や感動を与えた、国民栄誉賞並みの走りであった。
くれぐれも皆さんはマネしないように。

10 Lemon斉唱

PM12:15
麓に帰還。ここで何の気なく米津玄師のLemonを歌う流れになりました。
いつもは歌っても3人とかだったので迫力に欠けましたが、今回は人数が6人ということで、人員が余るくらいまでの声量で歌った。
幸い駐車場に誰一人いなく他よかったと思うくらいの声量だったので、主観的に見ても客観的に見てもうるさいと思われる程度の大きさでした。不協和音にもかかわらず。

4 総括

結局感じたのは、山の上でも家の中でも、テンションの差がちょっとあるだけでやってることは変わりないんだなと感じました。
見えてる結果だったかもしれませんが、これもやってみなかったら分からなかったこと。
どっちに転んでも、楽しかったらいいじゃないの。
今のところ春休みにもう一度登る計画を立ててるので、またその時まで。

※新年一発目の台風の投稿が非常に遅れてしまい本当に申し訳ございませんでした。なんでかって、このレポートにつぎ込みすぎたからです。
これからはもうちょっと低カロリーな記事を書こうと思いますので、どうぞよろしく。

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