バスバス走るバスガス爆発

毎日バスに乗る
最寄りに駅がないから
バスは混む
昼は高齢者で満員
朝夕は通勤通学で乗り切れない人も
朝、何とか座って新聞を読む幸せ
（紙の新聞なんか読んでる奴は一人もいない）
優先席しか空いてなくてもとにかく座る
そして停留所に停まるたびに祈る
年寄と子供が乗って来ませんように
自分、いい人なので年寄には席を譲る
が、気持ちは断固座ったまま新聞読んでたい
ああ、ばあちゃんが乗って来た
立った後は、ひたすらぎゅうぎゅうのバスに揺られて手持無沙汰のままデジタルサイネージに今日の占いが表示されるのを待っている
さあ子供だ
基本、譲らない
子供は立ってろ
すわりたーい
なんて駄々こねる奴は放っておく
だけど、ぎゅうぎゅうの中にちびが立ってるのはちょっとな
葛藤
こないだ子連れのお母さんがでかいバックもって自分の席の横に立った
無言の圧
譲らんぞお
子供は小学生だ
立っておれ
でもバスはどんどんぎゅうぎゅうに
けっきょく譲りゃあしなかったが
降り際に、バッグ床に置いてたお母さんが、どこうとしてよろけたのを見て
心傷んだ
ああ、バスはいやだ
市長、ＬＲＴ走らせてくれよお
バスの本数減らすのやめようよ
（運転手のなり手がいないのはよくわかるんだけど。重労働だよ、ワンオペで。せめて車椅子乗せるためのスロープ、自動で出せる車両を導入しよう）そんなお話