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オンリー・ユー・ノウ・アンド・アイ・ノウ

韜晦。東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて蟹とたはむる。本当の自分なんているようでいない。いないいないばあ。自分を助けられるの自分だけ。後悔なく進む舟。舟に乗るのは自分と私。どちらも自分で、どちらも私。大きな栗の木の下で。寄らば大樹の心意気。本当の自分は決して表舞台に出てこない。出るべき表舞台なんぞ、端から用意されていないのだから。合掌。

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