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ちょっと不安であやうい真剣交際

真剣交際といっても、そのスタートには大きく分けてふた通りあるので、その違いを本日はお伝えしたいと思っているの。

婚活はとてもパーソナルなことだから、ひとりひとり違っている。
でも、自分一人で悩むとパーソナルすぎることだからゆえに、自分の位置情報がわからなくってしまい、迷子になっちゃう人が多い。

それで、ご成婚者お茶会をしたり、記事を書くことで、人と自分とは事情はいろいろ違うけれど実は悩みは同じ、成婚者も同じように悩んでいた、ということを知って少しでも安心して欲しいと思っている。
そうしたら、冷静に自分を俯瞰できるし、自分の婚活を客観視できるから迷子になることもなくなるでしょ。

安心な真剣交際のスタート

真剣交際の申し込みは男性からして欲しい、と思うし、実際に担当同士の下準備でそうなるのだけれど、私は真剣交際の申し込みはプレプロポーズだと思っているの。
男性にプレプロポーズ(何があっても結婚したいという気持ちは変わらない)だという覚悟がきちんとあって、女性の気持ちもほぼ決まっているというケースはあやうさがなく進んで行く。

こういう安心カップルは、真剣交際に入った途端にそれぞれの親御さんへのご挨拶を済ませ、ご両家お顔合わせの日にちの設定、エンゲージリングの選択、式場や新婚旅行の打ち合わせに入ることになるのだけれど、こういうスムーズなカップルは弊社だと全体の7〜8割くらい。

あやうい真剣交際スタート

残りのカップルは、仮交際の延長線上という感じでおつきあいをさらに深めて、1〜2ヶ月後に上記のような流れに入っていく感じね。
でも、残念ながらこの2〜3割の中に真剣交際で別れを決めるカップルもいるの。

真剣交際中は他の人とのお見合いも交際もできない、一人だけに照準を絞って結婚に対する最終的な判断をする期間だから、もし真剣交際を解消して戻ることになったら時間をロスすることになるし、精神的なダメージも大きいのでできれば避けたいでしょ。

もちろん、少し気になることはあるけれど、

「勢いに乗っていきたい!」
「このチャンスを逃がしたくない!」

ってことで真剣交際に入ることもあると思うし、それでうまくケースもあるので絶対とは言えないものの、このスタートはちょっと心配、と私が感じてしまい、その後実際に別れてしまったケースについて話すわね。

あやうい真剣交際スタートだった事例

女性に真剣交際を申し込む間際に、全く年齢や容姿など属性の違う別の会員さんに申し込んできた男性。

真剣交際を申し込んだ女性と似ている人に申し込みをするのは、百歩譲って仕方ないとしても、全く属性の違う人へ申し込みをする人は、やっぱり覚悟ができていなかった。

真剣交際申し込みの返事が待てない男性

お待たせする期間にももちろんよると思うけれど、過去のご成婚カップルを見ていると、一度結婚したいと決めた男性は驚くほど忍耐強く女性の気持ちが固まるまで待ってくれることがわかる。

「すぐに返事が欲しい」
「今同じ気持ちでないとテンションが下がる」

という男性は盛り上がるのは早いけれど、冷めるのも早いかもしれないし、それくらいの覚悟で申し込んだのかしらと思ってしまう。

もし過去あなたに、すぐに真剣交際の返事ができずに壊れた経験があったとしても、なくして良かったご縁だったかもしれない。

「熱しやすく冷めやすい」男性と結婚しても苦労するし、たった数ヶ月も待てない男性は計画的に長い視点で物事を決めるのではなく、行き当たりばったりで衝動的に動く人かもしれない。

ただし、女性も同じ気持ちでいれば無理にお待たせすることもないからすぐにお受けしてね。

何か通常の流れと違う、男性に気持ちの盛り上がりが見えない

こちらはご自身では正確な判断ができないと思うので、担当者に聞いてみるといいわ。
やっぱり婚活には通常の流れというものがあって、それと女性の話とがあまりにも合致しない場合は少しおかしいと感じるものなの。
ただし、女性が男性を好きであれば一旦は進むしかないのかもしれないけれど、なんとも難しいレアなケース。

真剣交際とは

仮交際との一番の違いは、やはり結婚へのお互いの気持ちが同じだと確認できた、結婚相手として一対一で向き合うとふたりで決めた、という事実が大きいの。

あとは、親御さんに紹介して喜んでいただければ安心して話を進めていけるし、結婚後の具体的な話をしながら今まで見えなかった部分を冷静にみて最終判断すべき大切な期間。

先日のご成婚者お茶会のご成婚者の方のお話の中に、「婚活のデートは観光する目的ではないので」というお言葉があったのだけれど、まさしくその通りで、デートで楽しみながらも人生の中でも大事なこと、一生のパートナーを決めるという正念場にいるという自覚と覚悟をもってもらえたらうまく行くと思う。

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