[感想]2021にコルダ1をいきなり始めた


金色のコルダ  2003年から続くおそらく誰もが名前は知っているであろう人気コンテンツ。そんな金色のコルダを2021年5月に始めた。何故か。その時の自分はなんとなくお金が使いたかったのである。

何故最近リリースされたソシャゲのスタオケではなく2003年発売のコルダ1を始めたかというとマジでこれに限る。お金が払えたから。なんかセールじゃないのにPSStoreで1500円くらいで買えたのでハマらなくても損ではないだろう、なんて思い自分はPSvitaに金色のコルダをインストールした。


結果から言うとハマらなくても…なんてぜ〜んぜん杞憂だった
そのあと1の休憩でスタオケを始めて人にPSvitaを貸してる最中もコルダに触れたくて3DSのコルダ3を買った。3ヶ月ほぼ毎日Twitterの鍵アカウントで金色のコルダについて呟いている。これからvitaが友達から返ってきたら2ffと2fアンコールと3のvitaとASと4も買う予定でいる。

そんな異常なハマり方をしているコルダの何がわたしの琴線に触れたのかを自分が噛み砕くために、どうにかこの作品に触れた時の感動や考えを自分用に出力して残しておくために、あわよくば人にやってほしくて文章を書かないオタクが書いたので、めちゃくちゃ読みづらいかと思います…今回は自分が初めて触れたコルダシリーズである金色のコルダ(一作目?無印?)の感想文です。


金色のコルダ1のストーリーは大まかに、普通科と音楽科が併設される高校に通う普通科の主人公(プレイヤー)が音楽の妖精に選ばれ、その妖精に渡されたヴァイオリンで学内の音楽コンクールに出場し優勝を目指す…という物語。メインのキャラはそのコンクールの出場者達。

そしてシステム。コルダはテキストを読んで選択肢を押すだけ…というノベルゲームではなく、主人公の能力値(パラメータ)を上げていき、その数値によってルートや話の分岐がされていくシステムになっています。
平たく言うとヴァイオリンの腕を上げてコンクールで優勝したり相手からの注目を集めて良い感じになろう!というゲームです。そんなに甘くないのですが…


コルダ、マジで甘くない。テキストもシステムも全然甘くない。
先述した通り主人公は音楽科と普通科が併設された高校の、普通科の人間で、毎日何時間も楽器を練習しているような音楽科とは違ってコンクールの出場が決まるまではヴァイオリンなんて弾いたことないのである。
そんな主人公なのでコンクールへの出場が決まってすぐは音楽科のモブにめちゃくちゃ僻まれるし、なんなら攻略対象にもぼろくそに言われる。辞退しろとか言われる。メインキャラにプリティーリズム・レインボーライブ10話の蓮城寺べるみたいなことを言われた時にはどうしようかと思った。
そんで何よりエンディングを見るのが難しい!システムが甘くないと思うのはここです。本当に難しい。


何をすれば個別のエンディングを見れるのかわからなかったのでとりあえずヴァイオリンを練習して日付を進めていく。
衣装の概念があるのを知らないまま最初のコンクールに出場して一人だけ制服でヴァイオリンを演奏して惨めな気持ちになったりしたりしながら、ヴァイオリンを練習して楽譜を集めて練習して解釈のベルを鳴らして(!?)また練習をする、を毎日繰り返すというヴァイオリンの奴隷みたいな生活を続けていく。乙女ゲームなのに。ヴァイオリンが恋人だから乙女ゲームのカテゴリ…ってコト!?

そうやって毎日行う練習の一つに解釈の練習がある。解釈の練習って何?
解釈のベルを鳴らすと(?)解釈を手に入れることができるんですね。いきなりTwitterに長文でキャラクターへの考察をツイートしているオタクみたいなこと言い出したな。

この解釈のベルを鳴らすためにはゲームの音をよく聞いてどこかにいる音楽の妖精を探し当てないといけない。このゲームシステムに本当に感動した。
わたしはフルボイスだろうとなんだろうと普段ゲームの音をゼロにしてやっているタイプの人間なのですが、音がなければゲームが進められない仕組みになっているために強制的にクラシックが頭に叩き込まれました。なんだこれは…。音楽の教養強制植え付け機?
このシステムのおかげで教養だけでなくテキストを読んだ時の感動も倍になっていたと思うので強制してくれるのが自分には本当にありがたい。


しかもこの解釈、同じ曲でもどの解釈を選んだかによって主人公の弾くヴァイオリンの音が変わるのである。同じ曲でも楽しそうな曲だったり哀しそうな曲になったりする。ここまでする!?
なんなら練習量でも音が変わるし(下手なまま弾くとしずかちゃんの弾くヴァイオリンみたいな音が聞こえる)、メインキャラのヴァイオリニスト 月森蓮と主人公が同じ曲を演奏しても音が異なる。同じ楽器でもキャラによって別の方が演奏しているらしい。こだわりがすごすぎて怖いね…

じゃあヴァイオリン毎日弾いて弾いてキャラクターたちに練習聴かせて好感度上げてけばイベントが見れてエンディングにたどり着けるっぽいなー!がんばろ〜と、毎日時間が許す限りヴァイオリンを弾いて、キャラクターにヴァイオリン毎日聞かせて、1周目は総合優勝しました。やったー!エンディングは見れませんでしたが。

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なんと金色のコルダ1、親密度だけではなくライバル度というものがありそちらも一定以上の数値がないとイベントが見れない仕組みになっていた。は、はぁ…!?

そして3周目の際に気付いたのだが、そのライバル度とやらは毎日演奏を聴かせていると上がりにくくなるらしい。エーーーーッ!?
思わずマスオさんになってしまう。知らないぞそんなこと。つまり親愛度をあげようと毎日演奏を聞かせていたのは逆効果らしい。


そんな感じで試行錯誤しながら1か月くらい時間があればコルダを毎日やっていた。

毎日何周もやっていたらエンディングも見れるようになった。やったね…


ゲームをこんなにぶっ通しでできたことが久しぶりだった。3時間以上同じゲームを触る×1ヶ月ほぼ毎日なんてのは6年ぶりとかな気がする。
ゲームシステムが楽しいのはもちろん、音楽に全く詳しくない人間でも感じられる音楽へのこだわりや、どういう風に遊んでいるかで事細かく変わるテキスト(誰と仲がいいかとか、主人公のヴァイオリンのうまさだとかで一つのセリフが細かく変わる)など何周やっても飽きることなく楽しめている。
あとこれは人によって合う合わないが強いところだが、世界観というか、コルダの空気感がとてつもなく肌に合う。なんなんだこれは。

こんなにも楽しいゲーム、あるんだ…。


そんな最高のゲーム…

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コルダ、めちゃくちゃすきだ。


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