新入社員に伝えたいこと

毎年4月には新入社員が入社してきます。新入社員の方は希望と不安を抱えながら社会人として社会に出てきます。今までがフルタイムで仕事をした事がないので、マナーや時間管理などわからない事も多々あるかと思います。そんな中で、今後の生活を豊かにするために知っておけば役に立つ事をお伝えしていきます。

1．仕事はつらい

わからない事をする精神的な苦痛。長時間働くことによる肉体的な苦痛。と仕事を始めた時は苦労が多いです。ここで仕事のつらさで早期に退職をする人が多数います。これはおすすめしません。なぜならそれはどの会社でも同じだからです。ブラックだから、賃金が低いかったから。など明確な理由がある方は別ですが、初めに来る精神的、肉体的つらさは転職してもはじめは同じ事が起きます。

なので【仕事はつらい】という事を覚えておいてください。

2．会社の事を知ろう

入社した直後は多数な不安があります。でもせっかく入社したんだから定年まで勤めたいですよね。ただし、その判断は入社してからしかわかりません。

・入社後定年まで勤める
・1回の転職でその後、理想の会社と出会い定年まで勤める
・何度も転職を試みるも理想の会社と出会えない
・退職して独立する

などなど、人の生き方はそれぞれですが、社会に出たらその決断は自分でしなければなりません。自分で責任を取るということです。ここが非常に大事で知り合いにそこはやめろと言われたから。という理由で退職をしたとしても退職したのは自分の意志です。ですので、そういった理由で退職した方。その後、どのような事があってもその知り合いの事を悪く言うのはやめましょう。

脱線しましたが、辞める。続けるの判断をする為には会社の事を知らなければなりません。その判断をするために見ていくポイントを紹介します。

・社内の雰囲気
・無駄な残業時間

一つ目の社内の雰囲気は、会社とは人の集合です。自分とは違う人が何人もいるのですから、基本的にはやりづらいです。そんな中で【愚痴が蔓延している】【覇気がない】【怒号が飛んでいる】・・・あまり言い雰囲気とは言えないですよね。

入社する前の会社紹介で、社員の雰囲気が良い。アットホームなどの環境の良さを挙げる会社は非常に多いです。ようはそれが本当なのかは入社して自分で感じてみないとわからないという事です。

次に無駄な残業時間。これは何時間も残業しないと仕事が終わらない会社というのは色々理由がありますが、ようは会社が雇用している社員の数が不足してるんです。

例えば一日の仕事量が100時間とします。
社員が10人なら一人10時間仕事をしたら終わります。
社員が20人なら一人5時間で終わります。
社員が8人しかいないなら、12.5時間も仕事をしないといけません。

適切な社員を雇用していない。
一概には残業が多い。＝ダメという訳ではありませんが
・社員も雇用するのに費用がかかります。費用を抑える為に社員数を抑える
・雇用してたがすぐに辞めて、人数が常に少ない
何事にも結果には原因があり、残業が多い原因を考えると・・・
社員の事を考えていない会社。というのがわかります。

全ての会社は　【他社に何かを提供する事で収益を得ています】
よくあるお客様満足の向上を各企業が謳っているいるのはその為です。

社員満足もできない会社はお客様満足もできない
＝会社としては存続できない。

と考えます。
もちろん、全てがそういう訳ではありません。新入社員として入社した方はまだまだ若い。今までが親の判断で物事が進んできた事も多いでしょう。これからは自分の意志、自分の判断で物事を進めなければいけません。
この情報が少しでも良い判断につながれば幸いです。