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お散歩記録 または本日の文化活動

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日常はセレンディピティ。
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#写真好きな人と繋がりたい

那須の秋が深くなってきた。 2020.10.05

ホテルのテラス席に座る。 目の前に広がる景色を観ながら、 緑と空、雲、遠方に見える山の配分を考える。 レンズを選んで、付け替える。 ファインダーを覗く。 構図を意識して、シャッターを押す。 写真が趣味でもない限り、 普通はビールでも飲んでのんびりしていますよね。 はは。 ぼくたちの旅はいつでもそう。 食事が出てきてもなかなか食べないし、行く先々で寄り道だらけ。 でも、その寄り道が楽しい。 〈THE KEY HIGHLAND NASU〉 那須の自然に包まれたリゾート。

奈良美智、黒磯のカフェ、駅前の図書館。 2020.10.04

そうだ、那須行こう。 そうだ、軽井沢行こうとか、そうだ、高尾山行こうとか、 もちろん、そうだ、京都行こうとか。 先週末はいろんな観光地で多くの人が動いたようですね。 でもなんだか「そうだ、那須行こう。」と思われた方は比較的少なめで、 10月最初の週末と平日を絡めたGoTo連泊で秋を楽しんでまいりました。 目的地は「那須」。 そう決めてから、周囲のスポットを探してみると.... ありましたありました、ゼッタイ行きたくなっちゃうとこ。 〈N's YARD〉 もとも奈良美

立川駅とGREEN SPRINGS。 2020.09.28

立川駅というか、立川が様変わりしていた。 立川といえば、中央線の郊外。 個人的にはかつて日野市に住んでいたこともあるので、わりと馴染みの場所。 この「わりと馴染みの場所」というのが曲者で。 おっさんが言う「馴染み」という記憶や思い込みは、 とかく間違いだらけだ。w モノレールが開業して20年。 ecuteも増床、IKEAが北口側にできたり、タワーマンションが建ったり。 まあ、それはそれとして。 知ってはいたが、GREEN SPRINGS。 どえらい、環境創造。 正直

浜松市秋野不矩美術館(藤森照信)|静岡県浜松市

〈2020.09.04訪問〉 旅の三原則。 目的(地)をつくる。 経由地を見つける。 大まかな時間配分でだらだら歩く。 今回の旅。 目的:天浜線に乗る。 経由地:建築家藤森照信さんが設計した美術館。 そして、だらだら歩く途中で、おいしい飯。 〈天浜線〉 天浜(てんはま)線をご存知でしょうか? 天竜浜名湖鉄道。 掛川駅から天竜川を越えて浜名湖に至る、 内陸を行くローカル線。 小雨が降り、 お客さんもまばら。 でも車内にも、窓からの風景にも、 なんだかふんわりと暖かな

ここは横須賀、坂の上のスペインバル。 2020.09.21

食文化という言葉があります。 まさに食は文化なりで、 美味しいだけではなくて、 どんな場所で、 どんな空間で、 誰と、 どんな時間を過ごすのか、 ってのが、 モンダイなわけです。 なにが言いたいのかと言えば、 三浦半島、 京急線横須賀中央駅から 上町商店街を上がり 坂のてっぺんにある 小さなスペイン料理店が なんとも素敵であった。 ということが言いたかったのです。 おわり。 スペインバル 黒猫 神奈川県横須賀市上町3-11 アヒージョざんまい。 コーヒーとバスチ

自分はなにを撮っているのか? 2020.09.23

自分はなにを撮っているのか? というのは、自分は何に興味があるのか? と同義。 一言でいうとなにかな、たぶん暮らしかな。 暮らしというとなんだか軽いけど。 ぼくの目の前を歩いている人は いったいどんな暮らしをしているのだろうか。 幸せかな、悩んでいるかな。 昼ごはん食べたかな。 ファインダーを覗きながら、 プライバシーにはギリギリ 踏み込み過ぎないように。 写しこんでいるのは、小さな人生。 自分に文才があったら、 1枚の写真、シーンから物語を書きたいくらい。 で

三崎のおすすめスイーツ。 2020.09.13

本日はfacebookの友だちに教えてもらった三崎のスイーツ店のお話。 じつは以前に「みやがわベーグル」というお店がありました。 三浦半島の海ぎわ、宮川港の近くにあった、 地産地消の素敵なベーグル店。 古民家(釣具店?)をリノベしたお店で、 こころざしも、店舗デザインも、もちろんおいしさも 全てがとても素敵なお店でした。 でも、台風の被害を受け、 惜しまれながら閉店。 まずは、かつての「みやがわベーグル」の写真。 ストーリーは、このお店から始まります。 「みやがわベ

渋谷駅のしぶそば、最後の夏。 2020.09.10

駅の立ち食いそば。 それぞれの人にとって行きつけのお店がありますよね。 きっと。 わざわざ食べにはいかないけど、 時間と動線がマッチする時に あ、そっか、 あそこでさくっとかき揚げそば食べよっ。 みたいな。 卵入れて、ちょっと贅沢にいくかな? かき揚げじゃなくて、ちくわ天にしようかな? 今日は冷やしにしとくかな。 などと、考えごとしながらも、 足が勝手にお店に向かっている。 生活の一部なんですよね。 立ち食いそば...。 何十年もお世話になった 「本家 しぶそば」が

東京都庭園美術館。 2020.08.30

武蔵野台地のへり、白金台地の高台。 山手線内側の大きな森、自然教育園。 その懐にある東京都庭園美術館。 高度成長期。 首都高がこの森を貫通する計画もあったらしい。 建設省と文部省のせめぎ合い。 自然を残したい文部省と地元住民は譲らず、 結果、首都高は森に沿ってカーブを描くこととなる。 官僚が意地を張り合った頃の歴史。 これはブラタモリの請負い。 森に佇む朝香宮家のお屋敷は、庭園の素敵な美術館に。 アール・デコのデザイン。 昔も今も、半端ないお金持ちがいるなあ。 そんな社会

街角美術館。 2020.08.29

南平台から神泉駅に向かって坂を下る。 最初の美術館は、くるまミュージアム。 たぶんこの場所でキッチンカーを出している人の作品。 この車種が大好きなんですね、きっと。 ジオラマ風の配列にくるまへの愛を感じる。 キッチンカーもこの車種でした。 フォルクスワーゲン? 池ノ上駅から北へ上がっていく商店街。 お店のプレートと花の装飾が、いい感じ。 フラワーショップ、Anastasia。 オーナーさんも素敵な人なんだろうな、きっと。 北沢の街中にある小さな銭湯、石川湯。 一番湯に入れ

バナナジュースの話。 2020.08.28

ジュースと言えば、バナナジュース。 駅のジューススタンドでも、ちょっとおしゃれなカフェでも。 本当はメロンが好きなのに。 at ヒルサイドカフェ では、また。

夏空、チョコレート、写真集。 2020.08.27

リモートワークの合間。 旧山手通りから西郷山公園を下って目黒川へ。 見上げる夏空。 青の濃さと白のまばゆさの コントラストが強ければ強いほど、 小学校の頃、 校庭で見上げた夏空を思い出す。 夏休みのソフトボール練習。 なぜか思い出すのは、 センターで打球を待つ長くて暑い時間。 green bean to bar CHOCOLATE おしゃれな構え。 目黒川沿いにあるお店。 チョコレートはチョコレートでも、 ちょっとお高いチョコレート。 でも、お高いものには理由がある。 理

丸の内仲通りの夏。2020.08.14

基本カメラの使い方が荒いほうです。 カメラバッグに2、3本レンズをぶち込んで。がちゃがちゃレンズ交換。 だから、本体やレンズに小さなゴミを吸い込んでしまう。 そんなわけで。 センサークリーニングのために、丸の内のFUJIFILM Imaging Plaza 東京へ。 久しぶりに歩いた丸の内仲通り。 たぶん、日本で一番セレブなオフィス街。 並木道がきれいでした。 では、また。

宮下公園は MIYASHITA PARKになっていた。 2020.08.23

こんな間にも東京は日々変化を続けている。 それは、好むと好まざるに関わらず。 自分が利用する、利用しないに関わらず。 さまざまな場所がモザイク状に入れ替わり、新しい来街者が行き交う。 場所の記憶は曖昧なものとなる。 MIYASHITA PARK。 さまざまな意見がある新しいスポット。 ひつだけ言えるとすれば。 もうここに、宮下公園はない。 ということだろうか。 では、また。