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建築や建築業界はこれからも変わらずあるべきか、それとも変わるべきか

世の中はものすごい勢いで変わっている!!!
このことに疑問を投げかける人はもはやいないだろう。

真っ先に思いつくのは「Covid-19」。

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AIと呼ばれる正体の分からない輩が、これまで人間しか出来なかった事を、人間以上に器用にこなし、暮らしに入り込んできている。

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グローバリズムなるものが、多様で魅力的だった世界を、面白みのない均一なものにしようとしている。

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温暖化は、気候や生態系さえも変えている。

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Z世代、α世代、次から次に新たな価値観を持った世代が現れる。

・・・

あらゆるものが急激に変化している状況である。


けれども、なぜか未だに変わらないもある。

建築。そしてその業界。

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周囲がドラスティックに変わるなか、変化せずどっしりと構えている。

建築とは一度作られたら何十年も変わらずあり続けるものだから変わる必要はないという人たちもいる。

業界で働く人の中には、家を作るということは「衣食住」という人間が生きている限りなくならないものなのだから、自分たちの仕事も未来永劫ずっと必要とされ続ける、これから先も変わる必要はないと考える人も多い。

確かにそうかも知れない。

このロジックに従って、変わらないでいるのは楽である。

私も少し前まではそう考えていた。


けれども本当に建築は変わらないくて良いのだろうか、変わる必要はないのだろうか。

建物は一度建てたらずっと変わらないものなのだろうか。

生活スタイルは日々変っていくのに?

いつまでこの業界は存在し続けられるのだろうか。

国がずっと助けてくれる保証なんてどこにもないのに?

このまま人手不足が続いたとしても?

これからもずっと人々は家を買ってくれるのだろうか

人口が減っていくのに?

・・・・

考えるべきことが沢山ありそうである。

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もしも本当は、変わる必要があるのだとしたら?

もしも本当は、変われるチャンスがあるのだとしたら?

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チャンスを逃すことになる。

いや、それに気づいている建築業界の外にいる人たちに、この業界はディスラプトされる。

彼らはそのことを、決してこの業界にいる私たちには教えてはくれないだろう。せっかく見つけた宝の山を、わざわざ教える義理などないのだから。


つまり

建築やその業界がどうあるべきかは、外部の人間ではなく、業界にいる人が、自ら気づいて、危機感を感じ、もしくはチャンスだと感じ、自らを変えていくしかないということである。

しかし、繰り返すが、中にいる人の多くの人たちはそれに気づかない。。。。

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私はこのことを何とかしたいと思っている。

私自身、建築が好きでこの業界にいる。

この業界には建築が好きな人たちが沢山いる。

だから

自分たちで、仲間たちと一緒に、建築やこの業界をアップデートしていかなければならない。

誰かにやられて、建築を愛する人たちが退場させられる前に。


ここから色々なことを考えて、建築とその業界の方々へ、少しでも気づきや示唆を与えられたら嬉しいし、そうすることがここでの役割だ。


これが、この業界にいて、業界が好きで、これからもこの業界で生きていきたいと思う自分に出来る第一歩である。



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ここまで読んでいただき有難うございます。最後にこれまでの記事へのリンクです。


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