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My youth, point of view

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雨乞いダンスの話

雨乞いダンスの話

自慢じゃないが、極度の機械音痴(死語?)の私はPC、プリンタのセットアップが出来ない(本当に自慢出来ない事だね)。

機械に限らず、取説というものをそもそもカラダが受け付けないが、自分でやるしか無いので仕方なく読解せんと努める(その際、文法の間違いばかり気になって内容が全く頭に入らない。何だこの悪文は!Bのボルトを‥?図の場所に差し込み?どこ、穴なんてないじゃん!大体ボルトはスクリューなんだから回

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今日の呟き:論文について

今日の呟き:論文について

Whenever you think or you believe or you know, you're a lot of other people: but the moment you feel, you're nobody-but-yourself.
〜E.E.Cummings
(アメリカの詩人)

身も蓋の無い言い方ですが、「感じる」を立証出来ないのが音楽論文の最大の難関、問題点だとこの

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ばふっ!

ばふっ!

私はキノコ全般が苦手だ。

そう言うと、人は
「椎茸も?松茸は?エノキは?ポルチーニとかも?しめじは?あとほらフクロダケとか」
などとキノコの種類を思いつく限り羅列して確認したがるのは何故なのか。
そんな時私は大阪生まれでも無いのに
「だからァ、全般イヤやーゆうとるやんけッ!」と関西弁で啖呵を切りたくなる。

40年以上前、両親に「ススムの味覚はまだ子供だからね。大人になったらきっと好きになるよ」

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母親 vs 息子のディベート

母親 vs 息子のディベート

子供は必ず親の、「それぞれの時代」の年齢に到達する時が来る。
母が現在の自分と同じ年齢の時に述べた言葉に思いを馳せる事がある。その頃私は大体高3くらいだった。父が仕事柄転勤•出張が多く、姉は地方の大学に通っていたので、青柳家では(特に夕食どきに)様々なテーマについてのディベート、ディスカッションが母親と息子の間で交わされた。
母も結婚後人生の半分くらいは引っ越ししていたため気軽に話せる友人も比較的

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ハニートーストの話

ハニートーストの話

「わー!お久しぶりです。何年ぶりでしょうか!
大体、そもそも最初にお会いしたのも、さんじゅう‥ええと‥」と2人とも言葉に詰まってしまうような場面が増えたのは重なった年月のせいだ。
あっ!と気が付いてみたらどのグループでも「年長さん」になってる。

そんな思いを巡らせてるうちに若い時分にやっておきたい、と願ってたのにもかかわらずやり残した事は結構ある事に気付く。
例を挙げるならば、

•USJに行っ

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壁、禁句と親しい友人たち

壁、禁句と親しい友人たち

留学時代に体験した事で忘れられない思い出は
沢山ある。カラヤンはギリギリ聴けなかった世代だが、フィッシャー=ディスカウ、チェリビダッケ、リヒテル、ジョルジュ・ドンと20世紀バレエ団、ソコロフ、アバドの就任記念コンサートなどなど、脳裏に焼き付いて離れない名演は枚挙にいとまが無いが、何と言っても一印象的だったのは東西統一ドイツが変わりゆくさまを目の当たりに出来た事だった、と今になって思う。
ベルリン芸

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