見出し画像

就活のアドバイスは話半分に聞いておけばいい

就活の時期なので自分の就活話を書いてみたいと思います。かつて、僕も就活をしていました。少しだけ特殊な経験をしたかもしれません。

とある業界に絞って就活をしたことと、理由あって夏頃から就活を始めたことで、まったく内定を貰うことができませんでした。そのため、就活のために一年留年をしました。

留年をするとき、周りから「業界を絞らなくてもいいのではないか」というアドバイスをかなりいただきました。しかし、いま思うのは「就活のアドバイスは話半分に聞いておけばいいな」ということです。

なぜなら「実際に働くのは自分自身だから」です。

結局、アドバイスは自身の経験をもとにしていることが多く、大体は生存バイアスがかかっています。アドバイスを聞いて、自分の意思からズレたところで働くことになったとして、それを許容できるかどうかは働いてみないと分かりません。

僕としては他人のアドバイスなんか聞かなくてもいいと言っているわけではありません。言いたいのは、アドバイスを聞くにしても聞かないにしても、選択の責任を負うのは自分なのだから、後悔しない方を選んでほしいということです。(思えば、すべてのアドバイスに対して言えることですね)。

それに僕の同期を見ても半分くらいは既に転職をしています。あんなに大変そうに就活をして、ようやく内定をもぎとったにも関わらずです。それはどんな大企業でも、行きたかった憧れの会社でも業界でも、結局は働いてみないと分からないのです。

僕自身、既に転職を一度経験済みです。新卒で入った会社は楽しかったのですが、数年してから会社自体の方向性と自分の進みたいキャリアが違ってきたこと、会社自体の経営が怪しくなってきたこと(数年で状況が一気に変わるのはベンチャーあるあるかも)で、転職をしました。

結局、世の中は努力と運の半々くらいの塩梅で成り立っているような気がします。就活を頑張っている人には、あまり気負いすぎず、内定が出なくても落ち込みすぎずに、のびのびと職探しをしてほしいです。

最後に、僕がここまで書いたことも話半分で聞いてほしいと思います。なぜなら、僕自身も生存バイアスがかかった状態でしか書くことができないので。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?