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生きるために仕事をすることと生きるために仕事を辞めること。①
今の私の心の中を一番占領していることから書き始めてみようと思う。
シングルマザー歴5年目。子供3人。
シングルで子供を育てていく決意をした人は少なからずお金の心配をするはず。
最低限度の生活をしていかなくてはいけない、育てていかなきゃいけない、できることならみんなとあまり変わらないように。。。
そこで仕事の問題。
私は、なんでもいいから働いてお金もらえればいい、そう思ってた。だって離婚の選択をしたのは自分だから。辛くても苦しくても我慢しなきゃ。
だって自分のせいだから。
幸い弟が自分で仕事をしていて、そこで事務の仕事をさせてもらうことになった。幼い子供(当時6歳、6歳、1歳)がいたから、融通をきかせてもらえることもありがたかった。
それまで誰かが専任していた仕事ではないので、基本的に自分で仕事のやり方を考えていった。簿記の資格も取得した。分からないことは何でも自分で調べて、税務署、商工会、市役所、年金事務所、様々な手続きする箇所へ出向いて教えてもらい、書類の準備、作成、提出全部こなした。
働き出して2年後には株式会社になった。手続きはほぼ私がやった。その後も、事務、経理関係は一人でやってきた。
時給1000円で。
これが 生きるための仕事。生活のための仕事。
それと並行して、私が本当にやりたい仕事も始めていた。
ピアノを教える仕事。
私が小学校からなりたかった職業。
離婚して実家の近くに引っ越してきたので、いちからの生徒さん集め。
最初は全然集まらなくてたくさん悩んだ。
それでも少しずつ通ってくれはじめた生徒さんに大好きなピアノを教えられるのが幸せだった。
当然教えるにあたって葛藤すること、自問自答すること、苦しいこともあったけど、今は30人ほどが通ってくれている。本当に幸せ。
これも 生きるための仕事。生きがいの仕事。
仕事の掛け持ち、育児、家事。
それはそれは大変だった。(これはまた別記事で)
それでもどん底で雇ってくれた弟への恩返しに、と事務の仕事も一生懸命頑張り、ピアノの仕事もあきらめたくなく。
どんどん増える仕事。
足りない時間。
追いつめられる精神。
そんな中、年末に事件が起こる。
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