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集団生活の難しさ、個別対応で一気に変わった長男。

中々noteを書けずにいるうちに、あれやこれやと展開する毎日です。
私はストレスMAXで、何にもがんばれない!
でも頑張らなくていいぞ!と自分に返事をしています。

今日は長男のことについて。
どこまで何を書いたかわからなくなっているので、重複していた時は失礼します。

長男は年長さんになった頃から、集団に入れなくなってしまった。
最初は何とか頑張って集団に入ろうとしていたんだけど、遂に長男がギブアップしてしまった。

そうは言っても、教室に入ったり廊下に作った自分のスペースに逃げ込んだりを繰り返していて、
逃げ込んだ時は「休憩」と言ってクールダウン をしてまた教室に戻り、また休憩をして、という形だった。
それが、段々と教室にいられる時間が増えてきた頃から「幼稚園に行きたくない」と言い出したのだ。
家では布団に潜ってゴロゴロしたり、家でも休憩をよくするようになった。
些細なことで布団に逃げ込むようになり、私も何だかよくわからない感じで・・・。
ただ、それがクールダウンのためだと言うならそれはそれで良いかと放っておいた。

ある時風邪をひいて幼稚園を休み、さあ元気になったから幼稚園に行こう!となった時、激しく幼稚園拒否をした。
やや無理矢理に理由を聞いたところ
・みんなと同じにやりたいけどできない
・幼稚園は疲れる
・何もしたくない、何もしなくていいなら行く
・教室には行きたくない
と言うようなことを話してくれた。

これはちょっと尋常じゃない感じがする。
このまま幼稚園に行かせていいものか。
無理に幼稚園に行かせなくても良いような気がする。
じゃあどうしよう?????

担当の保健師さんと、先生に連絡をした。
すると先生から、明日から副担任の先生と2人で別教室で過ごしてみてはどうか。
という話が上がった。
そんな事ができるんだ!?!?
あまりに柔軟すぎて相談しておきながらびっくりしてしまった。

そうしてはじまった、副担任の先生とのマンツーマン活動。
これがまたあまりに効果が絶大すぎて、これもまた驚きだった。
まず、教室から出ることはない。
身支度や片付けもキッチリ出来ている。
(普段はリュックのチャックを閉めるところまで気が回らずいつも開けっ放しなのが、ちゃんと閉めている!!!)
活動が素早いため、あっという間に終わってしまう。
歯磨きもいつもよりも長くできている。
などなどなど、別人と化したのだ。

家庭ではゴロゴロする事がなくなり、クールダウンに布団に逃げ込むこともぐんと減った。
この生活に慣れた頃、なんと!幼稚園で遊んだことなど幼稚園の事を話す事が増えたのだ。

環境を変えるだけでここまで違うものなのか!?
これは何がなんでも支援級一択!!と思う他なかった。
むしろ既に今も支援級なのでは???
長男がいきいきしている!!これ程嬉しい事なんてない!
ちょっと前のどんよりした長男を見ていたので、こうして長男に合ったことをするだけでこんなに落ち着くなら、何が長男のためになるか知りたい!!と心から思ったのでした。

長男にとって集団から受ける刺激は非常に強過ぎるものらしい。
今でもクラスに入る時には緊張して、いざ入ろうとするとやっぱりやめる。と入れなかったりする。
目や耳から入る刺激もあるけれど、本人が集団の難しさを感じれるようになったことも大きいという。

クラスのみんながやっている活動を園舎の2階の窓から眺める、そういう距離でやっと見る事ができる状態。
そして、それを許してくれる幼稚園と先生方には本当に感謝でしかありません。

病院の先生からは、プールや体育など時々集団に混じる機会があるならそれで良い。
普段は落ち着いた環境で卒園まで過ごせると良い。と言う説明を受けた。
発表会などのイベントも、練習での状態を見て出来るところまでできたらOKとすれば良いのでは、と言う事だった。
去年までの行事に大張り切りで楽しんで活動している姿は見れないかもしれないけど、本当はやりたいんだけど、と言う気持ちを大事にしていけたらいいなあと思う。

これまでの長男は穏やかでぽーっとしているような雰囲気で、幼稚園では特にちゃんと先生の指示も聞いて問題なく動けていた。
今の長男の様子とは違うことも病院の先生に聞いてみると、

これまでは全部受け身だった。成長していろんな事がわかってきて、集団にいることが難しいと感じるようになってきた。
今が長男の不適応を起こしたタイミングだった。
たまに表情に出ないタイプの子がいるけど、長男くんがそうだと思う。
周りからは困っている事がわかりにくい。
ニコニコしているけど本当はイライラしたり不安だったりしているはずで、表面に出てきた時は限界なのではないか。

そういった説明を受けました。

そっかあ、そうだったのか。
正直、ずっとおんなじ事を頭ではわかっていた。
でも自信がなかったし、本当にそうとは思いたくなくてうやむやにしてきたけれど、やっぱりそうだったのか。
先生の説明は、私にとって新しい視点ではなかったけれど、何だか物凄く安心した気持ちでした。

今回発達検査も受け、その結果も長男を理解するツールとしてはとても良かったです。
・得意と苦手の差が大きいこと
・集中力がないこと
・言葉を使う事に苦手意識が強く、自信がないこと
・苦手なこと自信がないことはすぐに諦めてしまうこと
・パターン化されたものや単純作業での正確さに強いこと
などの特徴がありました。
これらはまた追々。

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