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本州縦断フットレースR7ステージ青森-新潟433kmその4(秋田-象潟)

秋田市の快活クラブで、シャワー浴びて、洗濯して、4時間くらいは寝られました。快活クラブには6時間滞在して、20時にリスタート。ほどなく、次のチェックポイント「市街山王十字路」179.6km地点です。14日20:14通過です。次は、酒田の快活クラブかと思ったのですが、足のマメが痛いので、象潟(にかほ市)にホテルをとって、明日中にそこまで移動することとしました。

この日の行程、象潟はにかほ市と書かれている辺りです。
20時リスタート

迂回ルートを進んだ女将ちゃんが、結局、ホテルまでタクシー移動になって、R7としては未完走扱いになってしまいました。たまたま時間帯の違いで幸運にもR105を通過できた自分がリタイヤするわけにはいきません。かならず最後まで行くことを決めました。

この日の夜は、月明かりがきれいで、壮大なハロが観測できました。ライトも要らないほどでした。ウェザーニュースにも送りました。

めちゃくちゃでかかったです。

道の駅では仮眠するような習慣ができてしまっています。この区間では、岩城とにしめで仮眠しました。

岩城、にしめで仮眠しました。
岩城はうつくしい道の駅でした。

今は由利本荘市に合併されましたが、旧岩城町のマンホールにはロケットが描かれています。調べてみると東大の生産技術研究所のペンシルロケット打ちあげ場が置かれていたところです。この生産技術研究所は、千葉大の西千葉キャンパス(もともと東大の第二工学部)にあったので、西千葉駅にもロケット発祥の碑があります。

旧岩城町のマンホールにはロケットが描かれています。

このエリアで複数みかけたのが、下の写真のような風力発電機でした。19.8kWの出力で、20kW未満だと高く買ってくれる固定価格買取制度が生み出した代物です。

複数見かけた小型風力発電機

日本海を見渡せるポイントの駐車場にカラフルなパラソルが。ババヘラアイスの目印です。迷わず購入。250円でした。酒屋で150円なので、ここに出してくれていることを考えると適正価格かな。でも、この人の車らしいものはありません。会社のバスでここに降ろされて、夕方に回収されるようです。午後から雨なのに大変です。

あのパラソルはババヘラアイスの印!
250円でした。

超長距離の大会では、いつもは、コンビニ食とソイジョイなどの携帯食だけなのですが、今回は、時間があるので、レストランも使いました。由利本荘市の昼食は、秋田の稲庭うどんのセットでした。

由利本荘市の寿楽

予報通り、午後から雨、それもまた大雨になりました。道の駅にしめで、雨宿りを兼ねて1時間くらい仮眠しました。装備のところに書き忘れましたが、超軽量折りたたみ傘も持ってました。ただ、風もあったので、あまり使いませんでした。

雨用のフル装備

由利本荘市からにかほ市に入る区間が歩道がなくて危険でした。とくに、夕方だったので注意しながら進みました。象潟は、奥の細道の最北の地です。芭蕉さんは象潟を見たいがために、酒田ー象潟間を往復したのですね。奥の細道が描かれた頃には、宮城の松島のように、海の中に小島がならぶ風景だったのですが、1805年の地震で隆起して陸地になってしまいました。今回は、全く風景はみられませんでしたけど。

道の駅の看板にも芭蕉さん

ホテルは、象潟のたつみ寬洋ホテルでした。素泊まりでホテル周辺にコンビニがないので、2キロ前のコンビニで食事を買って、15日の22時にチェックインしました。これで、240kmくらい消化しました。(つづきます)


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