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【サステナダイアログ#1】立ち止まって考える -休学-

 こんにちは。Sustainable Weekの北元 柊人です。

 Sustainable Weekメンバーが毎回ゲストをお招きして、SDGsやこれからの社会について対話する企画が「サステナダイアログ」です。
 今回は、Sustainable Weekの中西 優奈さんと豊田 真彩さんとともに”休学”についてお話した様子をお届けします!



中西 北元さん、豊田さんは今年から休学してますよね。休学しようと決めた理由とかありますか?

北元 そうです。3ヵ月就職活動をして、このまま就職先が決まるのに疑問を持ったっていうのが一番の理由ですね。

中西 2人とも、このまま進路決まる前に立ち止まって考えようという感じですか?

北元 はい!わざと普通とずらしてみるっていうニュアンスも大きいです。

中西 今の時点で、休学しているからこそ挑戦してみたいことってあります?

豊田 勉強と関係なさそうなことを体験してみるっていうことをやりたいです。とにかく色んなところに行って、大学の中では気づけない外での学びを大切にしたいです。具体的には、食マネジメント学部は「マネジメント」が主にあって万人にどうやって食を供給するかなどを考えたりするのですけど、「今」ある食べ物や「今」の問題は現場じゃないと体験しにくいのではないかと思っています。でも、現場においても、お金のやりくりや、どうやってその食べ物に付加価値を付けるかという「マネジメント」の要素は必要になるので、それは引き続き大学で学びたいと思っています。

中西 大学で学んでいることってピンと来ないことや幅が広すぎることもありますよね。

豊田 現場のどこでこの勉強が活用できるっていうことがわかったら、モチベーションにも繋がりますし、どこで使えるかをわかった上で理論なども勉強したいなと思うので、それを探す期間にもしたいなって思っています。

中西 大学で学んだことをどうやって社会に活かしているかってなかなか見えないところでもあるもんね。私も大学院に進むにつれて、実社会とは離れた深い研究が多くなっているなとは思っています。そういった研究をどう活かしていくかが自分たちがやらないといけない大切なこととは思っていますが、、笑

北元 僕はとりあえず勉強もそうですけど、いろいろ興味のあることにチャレンジしていく時間にしたいなって思っています。今、「これ」っていうのはないんですけど、できることや可能性があることをいっぱいやっていく中で、自分の軸などを見つけていければいいのかなって思っています。

中西 休学期間も、Sustainable Weekの活動を継続していくのってどういう思いですか?

豊田 休学期間はある一個の活動に絞りたいとは思っていないので、学生団体での活動も自分の活動の一つかなって感じです。

北元 確かに!逆に辞める理由もないですよね。こんなに恵まれた環境を。活動を一個にしちゃうと、視野も狭まってしまうかもしれないなと思って、学生ならではのぐちゃぐちゃ感を楽しみたいですね。

中西 決まっていることがない中での休学って不安はないですか? よく起業するために休学するっていうのはよく聞きますが。

豊田 方向性が決まってない状態で休学する不安よりも、そのまま3,4回生を過ごして卒業したときに「これで良かったのかな」って思ってしまうのではないかという不安の方が大きいんですよね。なので、休学の決断も早かったです。逆に学びを自分で作らないといけないというプレッシャーを糧に頑張りたいって思っています。

北元 僕はとても不安はあります。普通にしていたら大学4年間は半自動的に進んでいくけど、この休学は自分を変化させようとしているっていう意味もあって、その変化は大きな不安を生み出しているのかなって思っています。その不安やプレッシャーをエンジンにしていこうって思っています。

中西 最近、休学している人が増えてきた気がします。

豊田 本当だったらみんなと一緒にストレートで卒業した方がよかったのかなとは思いますが、みんなそれぞれの方法で大学生活を送っていっているので、休学もたくさんある中の一つの道でしかないのかなと。

中西 私は二人の立ち止まって考えるのはとてもいいなって思っていて、私は立ち止まずに流されるままだったかなって思うことがあって。たまに寝る前とか考えることもありました笑 このまま大学院生になっていいのかなって。そして今は先輩からの就活しておいたらいいよっていうのに踊らされたりしていたり、、笑

豊田 就職って大きなきっかけになりやすいですね。

中西 二人はどういう将来像を描いているのですか?こんな大人になりたいとか。

北元 僕は起業したいというより、起業的意欲を持った人として働いていきたいって思っています。

豊田 まだイメージでしかないですが、お金を稼いでそれを手段として自分の好きなことをやるより、働くことと趣味があまり離れてないような生き方をしたいなって思っています。


中西 最後に、二人がこうやっていろいろ考えるようになったターニングポイントを教えて下さい。

北元 僕は大学受験とSustainable Weekですね。大学受験が思うように行かなくて、最終的に立命館大学に合格したっていう感じだったんですけど、第一志望だったところに行った人に負けないように勉強以外でも頑張るって思ったのが一番でかいです。あとはSustainableWeek に入ったことでとても恵まれた環境に出会えたって感じです。

豊田 私は高校3年生の大学受験前と大学2回生の時で、ふと感じた違和感がきっかけでした。自分の中の考えを一旦整理して自分がどうしていこうかを選択していくタイミングになりました。いまの休学期間もいつか何かのターニングポイントになったらいいなと思っています!
 
最後までお読みいただきありがとうございます。サステナダイアログでは、これまでに私たちの活動に関わってくださった方をゲストにお迎えしお話しさせていただいています。フリーアジェンダのため、ゲストによって様々なトピックで盛り上がっています。ほかの回もご覧いただけますと幸いです。
以上、サステナダイアログ#1でした!

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