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「体感 首都直下地震ウィーク」から考えた、日本の持続可能性

こんにちは。立命館大学理工学部3年の西野日菜です。
つい最近まで甲賀でつながる30日で甲賀市に住んでおり、終わった瞬間にエコプロ2019の立命館大学特設ブース参加するために東京に行っていました。

そんなこんなで久しぶりの実家に帰ると、テレビがついていて何やら切迫した場面のドラマが。(ほぼ大学か甲賀市にいたので、テレビ自体とても久しぶりでした)
facebook等で最近よく流れてきて気になっていた、NHK『体感 首都直下地震ウィーク』
以下、引用にて概要をご説明。

NHKが総力をあげてお送りする"体感 首都直下地震ウイーク"。
12月2日 午後4時4分にマグニチュード7.3の地震が東京で発生したら…という想定で、その後何が起きるのかを、放送とデジタルサービス、イベント展開を交えた新しい形でお届けしていきます。
30年以内に70%の確率で起きるとされる震災を体感することで、防災減災の必要性を「自分ごと」としてとらえていただくことを目指します。

ウィークの終盤しか見ていない分際で偉そうなことは言えませんが、私は理工学部都市システム工学科に属しており、土木や防災にはとても興味があります。また「甲賀でつながる30日」が終わったばかりで、どんな話も地域との関わりに結びつけて考えることが多く、今回の番組を見てさまざま考えを巡らせていました。
※ウィーク前半部分も全て録画してあるので、年末に全部見る予定です、、!!

もし首都直下地震がおこったら、日本は滅びる(?)

前置きが長くなりましたが、この番組は首都直下地震が起こった時を想定することで国民の危機意識を高め、もしもの時のために今何ができるかを番組で紹介しながら進みます。
中でも、東京ならではの具体的な被害想定が衝撃的だったのでご紹介。まずは首都圏を走る地下鉄の多さを路線図で御覧ください。

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なぜ路線図が大事なのか、というと、地下鉄の路線図から東京の浸水する区域を予想することが出来るから。
もしも東京の河川の堤防が決壊すると、水は下へ下へと行こうとするので、地下鉄のトンネルをずーーっと通って首都の内部へとどんどん侵入していくのです。これは海抜何mだからという話ではなく、地下鉄が通っている限り、水の通り道が内陸部まで続いてしまっているということです。

こうなってしまった時の被災者数、東京の繁華街の被害額は計り知れませんね。。なんといっても人口1300万人超えの大都市です。

堤防決壊なんて、ちゃんとメンテナンスしてる東京なら大丈夫!と思ってる方もおられるかもしれませんが、台風19号の被害状況から分かる通り、東京を中心とした首都圏に災害が来る可能性は大いにあり得ます。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201911/CK2019110802000122.html

また、地下鉄の防水対策も進められていますが、全て完了するのは2027年以降になる見込みだとか。あと8年も、地震や台風が待ってくれる保証はありませんね。

そこから考えたいのが、ハード面の被害だけでなくソフト面の被害。
東京に一極集中している行政機関や大企業の数々が、たった1回の大災害で被害を受けたとき、日本はどうなるでしょうか。
物理的な被害を受けるのは勿論のこと、ソフト的な被害がもっと広い範囲に拡大することは、容易に想像できるかと思います。東日本レベルも超えて、日本全体が大きな影響を受けることになるでしょう。

首都直下地震は首都だけの問題じゃない

繰り返しますが、首都直下地震が起こり東京近郊が大ダメージを受けると、東京だけでなく日本全国の自治体が機能できなくなる可能性があります。

地方に支店を置く大企業は被災した本社の復興に力を割かれ、地方自治体は都心から溢れる被災者の受け入れや仮設住宅の設置に追われ、ただでさえ人手が足りていない地方自治に追い打ちをかけるように被害の影響がもたらされるのではないでしょうか。

この大きな課題に対して、私自身ができそうな回答を出すことは不可能に近いと考えています。国として対策をとらなければ、解決し得ない課題です。
地域の自律、国としての自律を考えた時、誰もがこの課題を「じぶんごと」として向き合うことが必要になります。

最後に、お知らせ

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今回、長々と「地域の自律」についての考えを述べたわけですが、来週に迫っているSustainable Week2019でもシンポジウム「地域の『自律』の意味を考える~自律モデルの実装を図る~」を実施します。

○日時:2019年12月17日(火) 18:30~20:30 (ネットワーキング20:30-21:30)
○参加費:無料(ネットワーキング参加費(学生500円、社会人:1,000円)
○対象:どなたでもご参加いただけます。(高校生・大学生・教職員・一般・行政職員・企業CSR担当者・SDGs担当者)
○場所:立命館大学びわこ・くさつキャンパス エポックホール
○参加申し込み:https://forms.gle/TUTFJ9RWtz4QNZAt6
○定員:50名
○共催:
立命館大学 Sustainable Week 実行委員会
https://sustainableweek.org/
一般社団法人SDGs Impact Laboratory
https://sdgsimpactlab.org/
立命館大学 社会システム研究所プロジェクト
○問い合わせ:info@sdgsimpactlab.org/

SDGsを社会学、社会構造を歴史から考えるというアカデミックな視点を盛り込み、滋賀県甲賀市で学生実践したふるさとSDGsの報告とディスカッションを行います。

自分みたいな若者一人が地域の自律を考えたところで意味はない、と思われるかもしれません。しかし、数十年後を担う若者だからこそ議論する価値があると思いませんか?

当日、皆さんと共にディスカッション出来ることを楽しみにしています。どうぞ奮ってお申し込みください!


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