カルチャーデック公開!注目ポイントをご紹介します。
デジタルと医療を掛け合わせたスタートアップ、サスメド。2021年12月には治療用アプリ業界として初めて上場いたしました。今後も研究開発型のスタートアップとして、新しい医療を作っていくべく精進してまいります。
さて先日、「カルチャーデック」と呼ばれる企業文化や価値観をまとめた資料を公開しました。ぜひ多くの方にご覧いただきたく、noteでもカルチャーデックの内容をご紹介することにしました。
サスメドは医療分野を扱う企業のため、専門用語が多く、どのような会社か分かりづらい部分もあったかもしれません。カルチャーデックでは、何を目指して、どのような事業を展開し、どのような仲間が集うのか、できる限り丁寧にお伝えしようと試みました。カルチャーデックをご覧いただき、サスメドに興味を持っていただけたら嬉しく思います!
なお、ここからはスライドを一部切り出しながら、注目ポイントをご紹介していきます。
サスメドの強み
このページでは、数字を通してサスメドの事業進捗を表現しています。競争優位性を担保する指標に「特許取得数」がありますが、サスメドでは21件の特許を取得しています。さらに、治療用アプリの開発品目数は現在公表しているものだけで8件です。公的なプロジェクトは15件採択いただいております。スタートアップでありながら政府や研究機関に信頼いただいている点は、サスメドの特徴であり強みのひとつです。
なぜ信頼につながっているかというと、アカデミアで実績を積んできた経営陣の存在が大きく影響しています。代表の上野と取締役の市川は、医学博士としてのバックグラウンドがある二人です。上野は日本睡眠学会で実績を積んできており、市川は医療のビッグデータ分析に長けています。なお、カルチャーデックの冒頭には代表上野の創業の思いも掲載しています。
組織の特徴
こちらは組織を表すスライドです。医療業界に限定せず、さまざまな業種業態からプロフェッショナル人材が集まっています。また、組織の年齢比率を見てみると、20代+30代で半数、40代+50代以上で半数となっており、スタートアップとしては比較的年齢層が高めといえます。落ち着いた大人な雰囲気の企業であるという点が特徴です。
働く環境
働く環境としては、原則週2回の出社で、その他の曜日はリモート可となっています。また、コアタイムのないフレックスタイム制を導入しています。自動販売機のドリンクは無料で飲むことができます。
Vision / Mission / Value
続いて、我々サスメドが「目指すもの」について。Visionは「持続可能な医療」です。英訳するとSustainable Medicineで、SUSMEDの社名の由来にもなっています。
Visionの背景には看過できない社会課題の存在があります。日本では少子高齢化が進んでおり、税金による歳入と社会保障費のバランスが崩れつつあるのが現状です。社会保障は誰もが安心して暮らすために欠かせないものですが、その存続自体が危ぶまれているのです。サスメドはデジタルの力を駆使することで、医療を持続可能な状態にまで引き上げることを目指しています。また、Missionは「患者・医療システムへの貢献」で、Visionは「サイエンスと専門性の融合」です。詳しい内容はカルチャーデックでご説明しておりますので、ぜひご覧ください。
サスメドの事業
3つの柱で事業展開しています。
新たな治療法の提供
まず1つ目は、医療自体に付加価値を与える、新しい治療法を提供していく事業です。
医療機器として利用できる「治療用アプリ」もこの事業のひとつです。「治療用アプリ」とは、医師が診断し、処方を受けた患者さんのみが利用できる、治療を目的としたスマートフォンアプリのこと。医療現場の課題を解決する新たな選択肢になると我々は考えます。グローバルでは既に大きな市場となっており、日本でも今後高い成長率となると見込んでいます。
こちらは、治療用アプリの研究開発からマーケットに登場するまでのプロセスで、どのポジションがどういった役割を担うのか一覧化したスライドです。一般的なアプリにはない「臨床開発」や「承認申請」といったプロセスも歩んでいきます。
現在の治療用アプリ開発がどの段階にあるのかを示した図もご覧ください。不眠障害でいうと、最後の治験を終えて、来年以降販売できる可能性のあるフェーズまで進捗しています。著名な研究機関とも開発を進めており、例えば乳がんやACPは国立がん研究センターさんとパートナーを組んでおります。
医薬品開発費用の低減
2つ目は、医薬品・医療機器の開発コストを低減させる事業。
臨床試験には莫大なコストを要し、医薬品・医療機器の開発費高騰の要因となっています。
サスメドが開発したブロックチェーンを活用した臨床システムにより、データの信頼性を向上させるとともに、人手やコストの削減を実現します。
新たな医療知見の発見
最後はR&D、アカデミア・⺠間企業との研究開発です。
サスメドは医療現場の課題を解決する事業を展開しています。医療現場に存在する課題を吸い上げ、研究を経て解決法を提示し、医療現場に還元していく。このループを回すことで、医療へのダイレクトな貢献を目指します。
行動指針 / メンバー
我々が大事にしている行動指針と一緒に働くメンバーの紹介です。
行動指針は5つあり、「常に社会的意義を考える」「プロフェッショナルとして尊重する」など、社員に浸透しているものばかりです。
気になる業務環境も一覧化しておりますので、ぜひ参考にしてください。
最後に、サスメドで働くメンバーをご紹介しています。さまざまな部門のメンバーのプロフィールや入社理由などを記載しておりますので、サスメドの採用にご興味がある方はこちらも目を通していただけましたら幸いです。
以上、カルチャーデックの注目ポイントをピックアップしながらお伝えしてきました。「もっと詳しい情報を知りたい」と思っていただけた方は、ぜひカルチャーデック全編をご覧ください!