VTuberディスでバズった記事のTwitter反応まとめと解説
ども。スシテンコ(@sushitenko)です。
先日投稿した「VTuberに対する絶望と失望|私がVTuberを始めた理由と今後の方針」という記事が、思いがけずバズってしまい、申し訳なく思ってます。
PV数だけで言うと、最終的には2.5万PV越えております。
これだけのPVを集めたことに関しては、私一人の功績ではなく、拡散して頂いた方やVTuber界隈で活動している方、あるいは記事の元になる情報を提供してくれた方のおかげだと思っております。
あの記事に関しては「自分で書いたのか?それとも状況に書かされたのか?」のかは、よくわかりません。
ですので、せめてものお礼と反省の意味でも、今後のVTuber界隈の参考になりそうな反応をまとめていきます。
キズナアイのビジョン(オタク文化・サブカルチャー)という文脈上でのVTuber文化について
あの記事の冒頭の課題提起として「キズナアイの打ち出したビジョン」を挙げたのは、単純に「文化史のターニングポイント」だと思っていたからです。
ただ、これに関しては現時点では猛烈に認識の齟齬があるなぁ~というのが、正直なところの感想。(だから、界隈はかくあるべき論で荒れる)
VTuberの現実認識や課題について
あの記事を公開した一番の目的には「VTuber界隈に関わる様々な立場の人の現実認識や課題意識を効率よく集めたかったから」というものがあります。
おかげで、様々な方からVTuber界隈の現状に対する認識のツイートを引っ張り出せたので、並べておきたいと思います。
もう一つの現実認識として「ビジネスや商業主義、現実の人間関係のごたごたが嫌で、VTuber界隈を選んだ」という方がいらっしゃるのも、忘れてはならない事実です。
クリエイターのプロ意識について
ちょっと失敗したなぁ…と感じているのですが「VTuber全員プロ意識や崇高な理念を持て!」と受け取られる読み方も出来ちゃったところかなぁ~と感じます。
ファン(視聴者・消費者)サイドの反応
個人的に今回の記事で”想定してなかった挙動”なのですが「純粋なファン層側も共感を示している」という点は、非常に興味深く、新たな発見になりました。
あの記事から「ファンとしての自分の在り方」を感じ取ってくれるファン層がいることに気づけたことは非常にうれしいと同時に、励みにもなりました。
お気持ち表明(メタ)について
ちなみに、あの記事の投稿告知ツイートにおいて、VTuber界隈でスタンダードになりつつある「お気持ち表明」的な流れを半ばメタ的かつ皮肉に使っております。
半分本音・半分計算でやっているのですが、これについては自分でも「上手く共感を得られた部分もあれば、私自身の人格批判(レッテル貼り)にもつながった」と反省するところもあります。
このように、批判や否定が投げつけられることになるので、お気持ち表明は悪手であることがわかるはずです。
エゴサやエアリプも含めると、かなりの批判や否定が投げられてたかなぁ…とも思います。(VTuberとしての自分の人格にも、自身の文章にも何の思い入れもないので、冷静に眺めていましたが…)
それとは別に、批判や否定は感情的に投げられているだけであって、実際には実害を加えようだとか、他人を傷つけたいという意図はさほどないことも見えてきます。
言葉をどう受けとるかは、その人の意志に委ねられます。
いずれにせよ、VTuber界隈でなぜかスタンダードとなりつつある「お気持ち表明(=自分の気持ちをわかってくれ)」という手法については、色んな意味で諸刃の剣だなぁと感じさせる反応でした。
YouTuberとの比較(匿名・非顔出しの制約について)
これも事実ではあるのですが、VTuber界隈においてはこの制約内で楽しんでいる人が多いので、ここでは論じる必要はないでしょう。
VTuberのアイデンティティ
連日のVTuber関連の炎上やら騒動を見ると「VTuberとしてのアイデンティティが崩壊しているのかなぁ?」と感じておりますが、そこら辺の言及もありました。
言いたいことも言えないこんな世の中じゃ…poison
あとは、信者コメ…もとい、賛同や共感に類するツイートを並べておきます。
まとめ
ここまでお読みの方はお気づきでしょうが、あの記事は「お気持ち(決意)表明」とも「敗者の妬み」とも「VTuber界隈の課題認識」とも受け取れ、いずれにせよ”機能する文章”として仕上げております。
今回、わざわざ「解説」を加えたのも、そのためです。
賛否両論が巻き起こり、各者ごとにまったく違う反応を得られていることは、ほぼ狙った通りですので、上手いこと今後のVTuber界隈の発展につなげられればなぁ…と思う次第です。
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