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一緒に住んだ人たち その参

こんにちは

おSUSHIです

前回のサウジアラビア人の同居人が出て行ってからの続きです。

彼が出て行ってから、次に同居したのがナイジェリア人の男性E君です。第一言語が英語ということもあって会話は一枚も二枚も上手です(当たり前や)。しかし、訛りが強く案の定言ってることを理解することが難しい。日本で習ったことない発音をしやがる。しかも、聞き直しても全く同じ発音の同じ単語を繰り返すので分からない。。。せめて同義語を言うとか、別の言い回しをするとかしてくれないと分からなねぇよ、と思ってました。

E君は真っ白い歯とあどけない笑顔のベイビーフェイスでとても印象が良い。そして従順なキリスト教徒でした(ナイジェリアはイスラム教5割、キリスト教4割、その他1割となっている)。日曜日には必ず教会に行き、聖書を読むといった具合。そこで、よく教義を語られキリスト教を勧められるのですが、自分は宗教に良い印象が全く持てず適当にあしらったりしてました。しかし、ある日あまりにもしつこく地球の成り立ち、キリストの偉大さを説くので言い返したら大喧嘩になり、お互いに罵ることに。その後数日あまり口を聞かなかったりしましたが、よくよく考えてみるとこの喧嘩を通して、英語で悪口を言う(swear words)イロハを覚えた気がします。

ホストファミリーと食卓を囲んだ際も、会話はとてもスムーズで色んな話をした記憶があります(カナダの移民の歴史やら、キリスト教のはなしやら、先住民との関係やら、経済やら)。お互い話す中で、言い回しや、表現の仕方を学んだ記憶があります。あと、E君は肉ばっか食べてました。勿論食文化の違いもありますが。朝は、りんごかじって学校に一緒にいったりしました。彼は理系(エンジニアリング)を専攻したいようで自分とは一緒のクラスはなく(私はビジネス専攻を目指してました)、家で一緒にサウスパークを観たり、映画観たりしてました。

そんな彼も3ヶ月程度すると学校で同じナイジェリア人(ナイジェリアン)の友人を見つけ一緒に学校の近くに住むということで出て行くことになりました。元々、最初の家探しの部分で分からないことが多いのでまずは学校が勧めるステイ先に滞在してから、近くに家に探すという算段でした。引越しも手伝って、バイバイとなり、またしてもお別れ。後に、たまに遊びに行ったりする感じの関係でした。そして、またしても新しい人を迎えることになります。

次に住むことになったのは、インド人の友達です。これが厄災を招くことになります。

続きはまた別の記事で。




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