見出し画像

チームの潤滑油

こんばんわ。皆様お疲れ様です。
サッカー日本代表がアジアカップグループステージ突破しましたね!

インドネシア戦では、前節から大幅なメンバー変更をして臨んでいました。
特にディフェンスに冨安、毎熊を入れたこともあり、ビルドアップの場面や相手からのロングボール処理の場面では、私たち視聴者は安心して見ることができたように思います。

今回のMVPは右サイドバック毎熊晟也選手です。
前回から菅原選手と変わって起用されました。
まず、攻撃の組み立ての場面では、センターバックがボールを持った時に、本来ならライン際の低い位置でパスを待ってしまう選手が多い中、開きすぎないポジションに立つことで、前方の内側の選手にも外側の選手にもパスを出せるので、ハマらないビルドアップが出来ていましたね。
前半には、久保選手のスルーパスに反応し、スライディングのような形で中に折り返しのボールを供給しましたが、惜しくも中村選手のダイレクトシュートはポストに嫌われ…、いやあでも、あのような崩しを見れただけで白飯3杯は、、いけ…ませんね流石に(笑)、それでも本当にいい攻撃でしたね!!攻守ともに安定感を見せました。


毎熊選手の良さというのは可視化しずらい所にあると思っています。
しかしながら、足が速いとか、クロスが上手いとか、そういう目で見てわかる特徴を持つ選手を森保さんは重宝する傾向にある監督です。もちろん、これも十分必要な要素なのでこれがダメなわけではありません!

サッカーは選手の一歩二歩の立ち位置のズレから良くも悪くも試合に影響していってしまう競技なので、三笘選手や久保選手が出ているのに、なぜかゴールが決まらないとか、冨安選手がいても他の選手の連携が取れていないと毎試合失点をするという現象はたくさんあります。特にカタールワールドカップ前の試合ではよく見た事かと思います。

だからこそ、毎熊選手のような、攻撃の組み立てであるビルドアップがスムーズに行われるための絶妙なポジションの位置取りであったり、効果的にパスを受けたり出すところだったり、目立たないけどチームの潤滑油となれる選手にもっとスポットライトを当てていくことが今の日本には必要だと感じます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?