見出し画像

11/6 歩け歩け北京

今日も今日とて、地下鉄で出発。
通勤ラッシュに被ってしまい、圧死すると感じるほどに、押しつぶされる。
通勤ラッシュの激しさはこちらの方が過激だ。

今日は頤和園へ。

バスを降りるも、どこが頤和園入り口なのか分からず。
人が多くいる方になんとなく歩いていってみると受付があった。
wechat pay で払おうとするも中国語表記のため断念。
現金でとりあえず入場券を購入。頤和園内の多くの建物は他に入場券が必要で共通の券も売っていたが、なにしろ広いのでそこまで網羅するか分からず、とりあえず入場券のみにした。

音声ガイドも借りてみた。
音量ボタンしか触るなとおばさんに言われ、おばさんが耳にひっかけてくれた。されるがままだ。
この音声ガイドが画期的で、GPS園内の場所を認識して勝手にガイドしてくれるのだ。地図を手元に持っていれば自分がどこにいるか確認させてくれるし、勝手に喋り出してくれるので好きに回ることができる。(もっとも頤和園は広すぎるので順路もなにもなくて、体力と予定時間によってそれぞれ予定をたてて回るのが吉だが)

頤和園は比較的欧米人が多い。やはり名所だし。
欧米人は、ツアーで参加しており、団体ごとに行動する人が多い印象。年配の方は特に。
若者はカップルでいる。

頤和園内をいろいろすすむと昆明湖に出る。ばかでかい湖だ。遊覧船もいる。

湖に沿って城壁のような回廊が走っている。

この回廊も見所満載。
一つ一つの柱と屋根とに精巧な絵が書いてある。

もちろん、回廊の横にはそれぞれ建造物たくさん建っており一つ一つに歴史エピソードもある。私は体力温存のため、チラ見しかせず、目玉のものだけがっつりみることにしていた。

頤和園のなかにはそれぞれ区がありその区のなかにそれぞれ建物群があるので、本当に広く、園言っても一つの街のような様相を呈する。西太后が浪費して作ったことは知っていたが、浪費レベルが段違いだ。

途中で猫に遭遇。
足が太い。

これが目玉の建物群。仏香閣という搭だ。

えっちらおっちら登っていき

頂上に。
写真じゃ広さがなかなか伝わらないが、私も疲労困憊だった。

疲れたし寒いしで、船に乗って門付近の蘇州街まで来た。
船に乗る際、係のおばさんがわたしとコミュニケーションとるのに難航し、目当ての船がいつくるのか、どの船かということをどうにかやりとりしてくれた。周りの人と「こいつ中国語喋れないぞ!」と騒ぎ、物珍しそうに国を聞いてきたりした。私はビクビクしていたが、目当ての船が来るとジェスチャーで乗れ!と言ってくれ、周りの乗客にも「こいつを連れて行ってくれ」のように頼んでくれ、若い女性の乗客に目配せしてもらって乗船。

中国人、結構優しい。激しい優しさだ。柔らかく接してくれることはないが、ちゃんと面倒みてくれる。

頤和園をでて、近くにある円明園へ。言わずもがな、やっぱりやたら広い。
写真を載せた、いわゆる円明園の図は、園内を2km歩ききった、奥の奥にある。そこまでは、池など庭園たくさんある。頤和園同じく、区域いくつかあり、区域ごとに目玉の庭園がある。すべて見て回ることは到底不可能なので、門から延々と歩いて西洋遺跡群を見、別の道で門まで直帰してきた。
中国人観光客も、大体はそのルートで歩いているようだ。

西洋遺跡群園内入場券とは別個にチケットがあるので今回は共通券を購入。

遺跡群私。歩き疲れて姿勢が曲がっている。もう私は何キロ歩いただろうか。

これが有名なやつだ。
この遺跡群もたくさんあり、それぞれの建物やはりすごく広い。一周するのに尋常じゃなく時間がかかる。

門への帰りは銀杏の並木道だった。tiktok用の動画をとるガールズや、ポーズを決めるおばさん達など、やはり銀杏が綺麗なのはどこでも一緒のようだ。

円明園から北京南駅に行き、上海行きの高速鉄道の切符を購入。
英語話せない人ばかりで、切符売り場を見つけるのに一苦労し、無事に買えるかヒヤヒヤしたが、駅員さんが英語OKだったのでどうにか買うことに成功。

嬉しくなり、ホテル近くの夜景を撮影して帰宅。

北京を運転するのには苦労しそうだ。

もしいいなと思ったら、教えてください。サポートじゃなくてもスキでも、それが励みになります。