11/13 ベトナムの道を渡れればどこの国の道も渡れるのでは?
すみません、タイトルは少し盛りました。ベトナム渡れたとしても、もっと交通ルールが激しい場所はわたれないかもしれないです。
ただ、ハノイとホーチミンに合計一週間ほど滞在して、ベトナムの道をわたるすべを身につけたのでご紹介します。まずベトナムの道路事情について確認をすると、控えめに言ってカオスです。青信号でも赤信号でもって黄信号でも車は止まれどバイクは進む。ターンする。歩行者に至っては、信号がどうであれ交通量がどうであれ道の広さがどうであれ、遠慮せずどんどん道を渡る。
そんなデフォルト大混雑でクラクションの大合唱であるベトナムの道路なので、外国人は皆最初ビビっています。
しかし、練習すればわたれるようになるのです。
道路に踏み出して意思表示
道の脇で車とバイクの往来がストップするまで待っているなんてことをしたら、文字通り日が暮れます。タイミングによっては、交通量少ない一瞬がありますが、これはほんの一瞬であてにはなりません。なので、道に踏み出し車道にはみ出し、自分が渡りたいということを示すことが必要です。
ジリジリゆっくり一定の速度で進む
道の真ん中で立ち止まることを恐れ、我ら外国人は一気にわたろうとしがちです。しかしここベトナムにおいては、一気に急いで渡ることは逆に危険なのです。というのも、車やバイクにとっては、歩行者は待つものでもなく譲るものでもなく、避けるもの。バイクは小回りが利くため余計に、スイスイと歩行者を避けることができます。なので私たち歩行者は、彼らが私たちを避けやすいように、私達の動きを予測しやすいように、ゆっくりジリジリ進むことが大切です。そうすることで、バイクや車が勝手に避けてくれるのです。たとえ道路の真ん中で立ち止まろうと、前後をバイクが疾走しようと、少しずつ進めばこの道に終わりが来ます。焦って走ってしまったり、バイクや車たちの予測不可能な動きをせず、一定に進むのです。
向かってくるドライバーの顔をよくみる
ゆっくり進めば向こうが避けてくれるものの、ごくごくまれに、こちらが急ぐ必要があったりします。よそ見をしているドライバーや、強気で向かってくるドライバーに巡り会ってしまったときです。そういう事態を予測するため、向かってくるドライバーの顔をよく見て意図を確認することも必要です。
<初心者編>現地の人や外国人観光客と一緒に渡る
そうはいってもなれないうちは怖いです。なので、慣れた様子の人にくっついて渡りつつ様子を見て、体を慣らしていくのが無理がないでしょう。ピッタリくっついて渡っても、不審な顔はされないので安心を。
だいたいこのライフハックを応用すれば、海外で町歩きには困らないのでは無いでしょうか。ベトナムに限らずどの国でも、交通事故に遭わずに過ごしましょうね。
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