7/4 『セーラー服を脱がさないで』をフルで聞いたことある?

曲名はとても有名だし、サビ部分もきっと多くの人が口ずさめると思う。

言わずと知れたおニャン子クラブのデビュー曲です。でも私は問いたい。

今のご時世の人々はこの曲をフルで聞いたことはあるでしょうか?そしてこの歌詞をしっかり聞いたことがあるでしょうか?

こちらから、全曲の歌詞を確認して、全文を写したものはこちら↓

セーラー服を脱がさないで
今はダメよ 我慢なさって
セーラー服を脱がさないで
嫌よダメよ こんなところじゃ
女の子は誰でも
’’MI・MI・DO・SHI・MA’’
お勉強してるのよ
AH- 毎日
友達より早く
エッチをしたいけど
キスから先に進めない
臆病すぎるの
週刊誌みたいな
エッチをしたいけど
全てをあげてしまうのは
もったいないから…あげない

ここまで一番なわけです。

まずMIMIDOSHIMAとは、「耳年増」のこと。

俗に意味するところとしては、「処女だけど性知識に関しては良く知っている、ませたオンナノコ」のようなニュアンスのよう。

「嫌よダメよこんなところじゃ」…!

「週刊誌みたいなエッチをしたい」…!

紹介が遅れましたが、こちらの歌詞を書いたのはあの秋元康氏。1985年に発売の楽曲なので、彼が27歳の時の作品。脂の乗った20代の作品だとしても、アイドルに歌わせるにしては攻めすぎ・過激じゃありませんか…?

1985年は妙齢のアイドルがこれを全国ネットで歌ってもいいような社会情勢だったのかしら‥?1986年から始まるバブル景気のまさに入り口だった時代。

奔放な時代だったのか。。。

セーラー服を脱がさないで
スカートまでまくれちゃうでしょ
セーラー服を脱がさないで
胸のリボン ほどかないでね
男の子はその時
どうなるの?
興味津々 しちゃうのよ
AH- 不思議ね
デートに誘われて
バージンじゃ つまらない
パパやママは知らないの
明日の外泊
ちょっぴり怖いけど
バージンじゃ つまらない
おばんになっちゃその前に
おいしいハートを 食べて…

ちょっとピックアップするのに抵抗を感じるほど、さらに過激な歌詞なわけです。

これを今の時代に新曲としてリリースするとしたら、フェミニストから、学者から、批判が殺到することが目に見えています。

もしかしたらアンチ安倍の層も盛り上がるかもしれません

「現代日本はこんな卑猥でだらしのない国になってしまった。そんな国を作ったのは、日本の性風俗のだらしなさを知りながら容認している行政であり、政府だ!この問題と森友・加計問題に見て見ぬふりを続ける安倍政権はいますぐ退陣せよ!」

の論理ですね。

先日音楽番組で、もうすっかり大人のおねえさんになってしまったおニャン子クラブの面々が、露出度の高い衣装で歌唱していたところを拝見し、

改めて歌詞に衝撃を受けて調べたことがきっかけの、noteでした。

昭和の奔放で寛容な時代。憧れなくもないです。実は。

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