確定申告2024 feat.電気代補助金
3月、確定申告の季節ですね。2023年に人生初めて個人での確定申告をした私は、2024年も同じように進めようと思っていました。でも、そうはいかなかったので記事を書いています。不穏ですね。
まず去年の確定申告はfreeeというアプリを使って行いました。確定申告について分からないことを調べるとほとんどの場合freeeの記事が上位に出てきます。それは公式の記事であったり、個人のブログでfreeeを使った方法を紹介したものも散見されます。ネットで調べるかぎりかなり多く方が利用している印象で、疑り深い私は「全て案件なんじゃないか?」と思いもしましたが、知り合いも利用していたのあり使い始めました。
確定申告だけではなく、開業届なども無料で簡単に出来ましたし実際かなり便利でお世話になりました。(※案件ではありません。)
簡単に言うと帳簿をつけるアプリに確定申告の書類作成機能が付いているという感じで、日々の売上と経費として使った金額を入力していき確定申告月にはフォームの質問に答えていくだけで税務署に提出する書類ができあがる、というイメージです。「やっておけば良かったこと」の回(https://note.com/suselykimono/n/n2ec2a82f1d6c?sub_rt=share_h)でお話しましたが、出来上がったデータをマイナンバーカードを使ってe-taxで提出すれば終わりです。
まず2023年(2022年度)の確定申告をどうやって行ったかと言いますと、
①1年間で経費として使ったレシートや領収書はその都度ノートに貼り付けて保管(確定申告は1〜12月の区切りで行うので、その年の元旦に新しいノートを作る)
②レシートを貼り付けるタイミングでfreeeの無料版アプリに入力
③申告は無料版アプリだと出来ないので、確定申告月だけ有料版に課金する
④e-taxと紐づけて提出
そう、私は普段無料版アプリで帳簿だけ付けておき申告月だけ課金し終わったらまた無料版戻すという狡い(こすい)ことをやっていたのです。こういう狡いやつがいっぱいいたから変わっちゃったのかな…。
ある日いつものように無料版アプリで帳簿をつけようとすると、そこには真っ白な画面が広がっていました。
え???????????
え??????????????
それまで無料版アプリでは直近1ヶ月のみ帳簿の閲覧が出来たので、日々コツコツやっていけば何も問題はなかったのですが、何も出来なくなってしまいました。
一部機能っていうか、全機能やわ〜(インドがわからないのリズムで)
ということで、一度思考がシルクロードに行きましたが毎月課金せざるを得ないことを理解しました。レシートや電子帳簿だけ1年間保管しておき、確定申告月だけ課金するということも出来るのですが(というか普通はみんなそうなのかも)、日々帳簿をつけていたほうが確定申告月はほぼ見直しだけで済むので圧倒的に楽なんですよね…。
多分e-taxだけを使って書類の作成と電子申告もできるのですが、なんかfreeeのアプリが圧倒的に楽で…子供の頃から計算が苦手だった私がこれだけサービスによる恩恵をうけているならなるべくタダで使おうなんていう浅ましい考えを捨てるべき…そうだよねジャスミン…。ジーニー、今年一年はfreeeに月々課金して使おうと思う。税理士さんに頼むよりは安いし…。
そんな心の葛藤は1日で終わらせ、2月中旬に確定申告を終わらせた私のお店に一通の封書がとどきました。
「杉並区中小企業光熱費高騰緊急対策助成金」
それね〜、知ってる知ってる〜。
存在自体は昨年の秋頃知り合いの古着屋さんから聞いていましたし、商店街からのお知らせでチラシを頂いてもいました。こういう自治体の助成金は大変有難い反面、手続きがかなり面倒であります。こういうことこそマイナンバーカードでサクッと申請できるようにならんのかデジタル庁…と思ってしまいますが、まあいただけるだけ有難いことですよね。
当初この助成金の締切は2023年の12/31までだったはず…と思い内容を確認すると2/29まで延長!とのお知らせでした。
まだまだ一輪車操業の私がこの助成金の申請を渋ったのには理由があります。私は元々自宅事業所の電気、ガス、店舗の電気を全て違う会社で契約していました。昨今電気の自由化で、弊社でまとめたらお安くなりますよ!という営業をかけられたことのある方も多いのではないでしょうか。私も名古屋に住んでいた時は携帯会社で通信費と電気ガス代を全てまとめたりしていたのですが、引っ越しの際に地域も変わりましたし一旦全てバラバラになりました。
私は今まで3回引っ越しをしていますが、引っ越しをする度にそういった手続きの記憶が一切なくなるのは何故なのでしょうか。各社に連絡して引っ越しが落ち着いて、開業準備してテナント決まってまた電気や水道などありとあらゆるところに名前と住所を書き…落ち着いた頃には電気やガスの明細を確認するマイページのパスワードなんて覚えているわけがない。いや、これは全て自分の責任だということはわかっておりますよ。最近ペーパーレスでこういうのが全部サイトやアプリで確認する仕様なっていて、そんなにしょっちゅう確認するものでもないのでいざ必要な時に涙目になりながら契約時の書類を探す羽目になります。
てな感じで、まとめて安くなります!という営業にも「今の会社のサイトにログイン出来ないので…」と言って断っていました。しかし昨年の夏、めちゃくちゃ親身にログインできない会社一つ一つ一緒に根気よく対応してくれる営業さんに出会い、自宅事業所と店舗電気ガス代を全てまとめて結果的に固定費を下げることができました。これ書いてたら老人になったら詐欺に会うんじゃないかと不安になってきました。まあでも良心的な会社で(明細も紙だし)これで一安心〜!と思っていたのですね。
話を元に戻すと、この杉並区中小企業〜助成金に必要なのが「2023年4月〜9月の検針票と領収書」で、すなわち全てバラバラだった時の契約企業のサイト一つ一つにログインして確認しなければならないという訳です。白目。
年末は忙しくて申請を諦めたのですが、2月末まで延長してくれたのか〜確定申告も終わったし……freeeの月額登録で新たな固定費も増えたし……やるか……ということで、解約した電気ガス会社へログインする為の旅が始まったのでした。A Whole New World〜〜〜〜涙
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