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どこまでも遠く響く声
先日、ライブハウスで歌った「声」というオリジナル曲。
この曲を作ったのは2003年位だったと記憶している。
その当時から考えると、まさかまさか2021年も歌っているとは思わなかった。
この曲は自分が苦しかった時期から徐々に、立ち上がって、前を向いて歩いていく過程を収めたもので、大変思い入れがある。
出来た当時、これはやばい!名曲が出来たと、自画自賛したのを覚えている。ライブハウスで歌ったり、レコーディングしたり、この曲は僕の音楽ライフに欠かすことが出来ない曲となった。
そして、幸運なことに定期的にこの曲を「良かった」「いい曲」「また聴きたい」と言っていただける機会に恵まれている。
いくら、作った当初自信があっても、周りから何の反応も無ければ、ただの勘違いだったのか・・・と思ってしまう。
オリジナル曲ってそんなものかもしれない。
喜んでくれる誰かがいて、誰かの心が動いてこそ、本当の自信になる。
先日のライブハウスでも、その日の出演者さんがこの曲を気に入ってくれた。
やっぱり、あの時の確信は間違いなかったんだと思えた。
こういうことも、新しい場所に挑戦したからこそ、巡り合えたことだと思う。
どこまでも遠く響く声。
あの時の声が今、ここまで響いてきた。
またここから、始めよう。
ここから歌い始めよう。