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Music Station 出雲大東駅② 薪ストーブが似合う家

2014年に島根県雲南市で開催された「幸雲南塾」という地域プロデューサー養成塾に参加し、雲南市を音楽で盛りあげる!というプランを発表しました!

しかし、即プランを実行出来る環境があった訳でもなく、しばらくプランも眠っている状態でした。

そんな中、塾の同期からイベントのお誘いが!!

2015年1月に薪ストーブの展示販売イベントをJR木次線(雲南市)の出雲大東駅待合スペースでやります!その時にステージイベントをするのでそこで歌いませんか!!

という内容でした!
何だか、薪ストーブを囲って、みんなが歌っているが想像できて、楽しそう!!

やりたい!って即答しました!

都会ではこういった販促イベントにミュージシャンが加わってイベントを盛り上げるという構図はよくあったのですが、地方では珍しい構図。
イベントに人が多く集まり、薪ストーブが一個でも売れたら嬉しいなと思い、イベントの準備を始めました。

そこで出会った人が後に結成する、雲南せいねんだんのメンバーの一人さん。

このイベントの主催者でした。

Nさんは地元で建設業を営んでおられます。
僕も子供の頃から馴染みのある建設会社です。

Nさんは建設業だけでなく、クラフト制作なども手がけておられる器用な方。何か一緒に出来たら、面白そうだな!
そしてまた、その会社に何か力になれないかと、色々考えました。

そこでやったこと…まずはYouTube配信でした。

今では当たり前のYouTube。
当時はまだ趣味の投稿サイトというイメージが強くガッツリ使っている人は少なかったと思います。

YouTubeに歌をアップして見てもらい、薪ストーブイベントの告知につなげよう!そんな思いでイベントまで、少しずつ歌の動画をアップしていました。

YouTubeチャンネル:もりのゆ音泉

こんな感じで、歌の動画をアップし、SNSで情報拡散をするということを試みていました!早くもユーチューバー(笑)


そして、当日の企画としては『みんなで薪ストーブの歌を作ろう』というアイディアでした!

その日は薪ストーブ体験ができる日だったのです。
薪を割ったり、薪の火で料理を作ったり・・・

そこで薪ストーブ体験をしたお客様に感想などを大きな掲示板に書いてもらいます。
そして、それを元に歌詞を書き、その日僕が曲にするのです。
そう、24時間テレビの『サライ』的発想・・・(笑)

そんなこと出来るのか・・・?

ん・・・出来る!やってみよう!

と、思い切り!本番を迎えました。


その日は薪ストーブメーカーさんから薪ストーブの特長などたくさんの説明を聞くことが出来ました。
そして、実際に体験した人の声も直接聞けました。

そういう声をたくさん聞いていたら、何だか楽しくなってきて、楽しげな曲が・・・!

その作品がこれです・・・(笑)


薪ストーブが似合う家に住みないな〜♪
気がつけば薪ストーブのテーマ曲が出来ていました。
すごい!やればできる!

それまでは、自分と向き合い、自分の内面を歌で表現することが多かったのですが、この時は、周りをよく観察して、外の世界から詞に出来るものを探しました。そしてそれを元に歌を作っていきました。
すると、歌になるネタはいくつも転がっているではありませんか!
そんなことに気がつきました。

そして、人間追い込まれるとパワーが出るようです(笑)。

この時の気づきです。

作品を作るために外に目をやる!そして、とにかくやってみる!

中ばっかり見ていないで、外に目をやること。

自分の生まれ故郷には、気づけていない宝がたくさんあるかも!
そんな気持ちが徐々に芽生えてきました。
それが今後の曲作りに大きな影響を与えていくのです。

そして、この時、出雲大東駅の待合室にしっかり音響機材を入れて、ミニライブもしました!

それが、めちゃめちゃ気持ちよかったのです!!!

音の響きや空間が!!!

もしかして、ここをライブスペースにして音楽の拠点に出来るかも・・・!

そんな夢が密かに広がりました!

2013年1月・・・ここからミュージックステーションが走り出していたのかもしれません。