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しごとのお作法

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コンサルタントとして、最速でマネジメントになったノウハウ(お作法)をご紹介します。これまで何人もの優秀なコンサルを育ててきた道具たちです。どんなビジネスにおいても、活躍するために… もっと読む
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記事一覧

世の中がどれだけ変化しようが、ビジネスで1番大切なことは「人間として正しい行動」をすることだ

京セラ・第二電電(現・KDDI)創業者の稲盛和夫氏の言葉です。 常に「原理原則」に基づいて判断し、行動しなければなりません。 常日頃より、原理原則に基づいた判断をしていれば、どんな局面でも迷うことはありません。 「原理原則」に基づくということは、人間社会の道徳、倫理といわれるものを基準として、人間として正しいものを、正しいままに貫いていこうということです わたしは、大学時代に稲盛氏の『生き方』を読み、「判断基準は、人間として正しいか否かである」という考え方を知り、それか

コンサル6年目で、同僚からも頼られる後輩が、"いつになっても自信がつかない"と悩んでいたことについて答える

コンサルタントとして6年目にさしかかったのに、まったく自分に自信がつかないでいるので、これから先も、自信がつかないんじゃないか。そもそもいくらがんばっても成長していないんじゃないか。 そんな悩みを抱える後輩から相談がきたので、『自信』というものについて答えてみました。 1.自信がないのは健全その後輩は、仕事はふつうにできるし、成長もしているし、周りのコンサルタントからも信頼をされているちゃんとしたコンサルタントです。 ちなみに、コンサルといえば、できるやつらがたくさんそ

会議のお作法|9つの教え Part.2

Part1に引き続き、 会議を有意義にするための教えを紹介していきます。 忘れてしまった人は「Part1」から復習してくださいね。 それでは、いきましょう! 3. 会議の設定<Action> ・アジェンダにあわせた最低限の参加者・時間で会議設定をする ・アジェンダごとに会議資料を準備する アジェンダにあわせて、参加者を、必要最低限に厳選しましょう。 絞り込むことで、会議の生産性を向上できます。 また、不要な会議への参加機会を減らし、各個人の生産性を向上できます。

会議のお作法|9つの教え Part.1

早速ですが、こんな会議に出たことありませんか? 事例①|議論が空中戦  ・議論に必要な資料がなく、参加者の議論がかみ合わない  ・会議が終わった後に、認識が合っていなかったことがわかる 事例②|内職職人が大勢参加  ・参加者を厳選せずに、必要のないような人にまで案内を出している  ・発言もせずに、内職している人が多く、作業の生産性が悪い 事例③|会議で満足。その後の進捗なし  ・結果が参加者に共有されず、決定事項が誤って認識されたままとなる  ・ネクストアクションが曖昧