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矛盾と試練を受けたもう

目標を設定しながらも、そこにこだわらずあなたの大切にしたいものを見つけてね、とか。
全員参加と言いながら、そう言ってるからこそ、遅れを取りそうな人へ手を差し伸べる人は少ない、とか。
キラキラした星に触れたいと願いながら、踏み出す一歩が固くどうしても前に出られない、とか。

生きることは、たくさんの矛盾をはらんでる。

矛盾のなかで、勇気を出して一つのスタンスを取る。
二項対立を超えていきたいと願いながら、まず二項対立を極める。
矛盾してるなんて、もちろんわかってるんだ。

「どっちなんだよ」って、批判やあざけり笑う声も聴こえる。
バカだと思われてるのかもしれない。
本当にバカなのかもしれない。

でもな、こうやって行こうって決めて、消えないこわさを隣に置いたまま、それでも前に進むんだ。
上手くいくかもわからないけど、やるんだ。やるしかないんだ。

やった人にしか行けない場所、見られない景色、聴こえない声や音、触れられない熱があるはずだ。
そこで自分がどんな顔して、何を思うのか。
その「紀元後」はどんな世界で、どんな可能性があるのか。

こわくてぎゅっと握りしめた手のひらに食い込んだ爪の感触が、確かにそこにある勇気と願いを表してる。
見たことない次のチャプターに進めることを約束してくれる。
ビンジウォッチするときすぐNextを押しちゃう、あのワクワク。たまらなく進みたい衝動。

あれもこれもある。全部ある。
私は満たされてる、大丈夫。

感謝を、力に変えていく。