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【動画要約】両学長 - 意外と説明できない「S&P500」の中身について分かりやすく解説

■S&P500の歴史

S&PはStandard & Poor'sの頭文字。
スダンダート。スタティスティック社とプアーさんが作ったプアーズ出版が合併してできた会社。現在は、S&Pグローバルという会社名に。
米国を代表する企業500選。世界中で最も注目される株価指数の1つ

■絶対に覚えておきたいS&P500の特徴6つ

①構成比TOPはGAFAM
上位10社だけで全体の26.3%を占める

②時価総額加重型の指数
・時価総額が大きい銘柄には、たくさん投資する
・時価総額が小さい銘柄には、少しだけ投資する
→人気のある大企業ほど「S&P500にもたくさん組み込む」ということ

③採用基準
・米国企業であること
・時価総額が61億ドルを超えること
・浮動株比率が最低50%あること
・直近の四半期が黒字決算%直近の4半期の利益の合計がプラスであること
・ユニバース(母集団)全体のセクター(業種)構成に等しくなること

④現在はIT・ヘルスケアが主力
・IT業界:構成比26.7%
・ヘルスケア:構成比13%

⑤単位はポイント(ひたすら右肩上がり
1941年~1943年のS&P500構成銘柄株価の平均を「10ポイント」とし
そこからどれぐらい増減したかを「ポイント」で表す

⑥EPSが右肩上がり
EPSは、1株あたりの利益(超重要指標)
これを見れば企業の収益性、ちゃんと稼いでいるかがわかる
S&P500に含まれる企業が、ちゃんと利益を出し続けている
その秘密は新陳代謝。利益をみて企業の入れ替わりを行っているから

短期で見れば、マイナスも経験するが、長期で見ればトータル右肩上がり
(過去100年、3年以上連続でマイナスになったことは3回しかない)
米国の「人口動態」や「企業文化」を見る限り、この傾向は今後も期待できそう。


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