サステナブルハーブ編集室

ハーブの使い手も作り手も、地球も社会も、健康でありますように。/「ハーブ」「精油」「サ…

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ハーブの使い手も作り手も、地球も社会も、健康でありますように。/「ハーブ」「精油」「サステナビリティ」のキーワードで情報をまとめていきます。https://sustainableherbjp.net/

最近の記事

サステナブルハーブニュース|2023年8月

日々触れる情報のなかから、ハーブ・精油・サステナビリティの視点で気になったものをまとめました。2023年8月のサステナブルハーブニュースです。 WHO、第1回伝統医療グローバルサミットを開催8月17~18日、インド・グジャラート州ガンディナガルで「WHO伝統医療グローバルサミット」が開催されました。伝統医療とは、鍼治療、漢方薬、先住民の伝統医学、ホメオパシー、カイロプラクティック、オステオパシー、アーユルヴェーダ、ヨガ、ユナニ医学など、世界各地で古くから用いられてきた医療の

    • メディア掲載|隔月刊誌「セラピスト8月号」

      BABジャパンさまの隔月刊誌『セラピスト』8月号で、「人、環境、地球と調和するサステナブルなサロンのつくり方」と題した記事を書かせていただきました。 SDGs の概要をご紹介したあとに、アロマセラピスト等がサステナビリティを意識する意義とはなにか、3つの側面から考えています。 よろしければ書店でお求めください。 こちらより立ち読みできます。

      • 【サステナブルハーブニュース】2023年7月

        日々触れる情報のなかから、ハーブ・精油・サステナビリティの視点で気になったものをまとめました。2023年7月のサステナブルハーブニュースです。 国際NGOトラフィック、ネパールの薬用植物収穫者を企業とマッチングヒマラヤは生物多様性に富み、絶滅危惧種を含めて多様な薬用植物が生息する地域。一方で、極度の貧困から、収入のために過剰な収穫が行われてしまうことがあります。ネパールに本部を置くNGO、ANSAB(Asia Network for Sustainable Agricult

        • 【サステナブルハーブニュース】2023年6月

          日々触れる情報の中から、ハーブ・精油・サステナビリティの視点から、気になったものをまとめました。2023年6月のサステナブルハーブニュースです。 オーストラリア発のブランド「パーフェクトポーション」が日本の植物を使った商品を発表。 「コーヒーやココアの消費、他国の生物多様性損失に影響 『自覚して』」(朝日新聞記事) 植物資源という点で気になったニュースです。 コアラの食べ残したユーカリをアロマスプレーに こちらは、記事がWeb上からなくなっているので、タイトルだけ。

        サステナブルハーブニュース|2023年8月

          【開催報告】5/30@Zoom「セラピストのための知っておきたいSDGs」

          グリーンフラスコさまでのセミナーが終了しました。 セミナー詳細:【お話しします】5/30@Zoom「セラピストのための知っておきたいSDGs セラピストのための知っておきたいSDGs以下の内容をお話しました。 パート1は、SDGsの基礎、植物療法における事例について。 気候変動問題をはじめとする世界の今を確認してから、 SDGsがどのようにしてうまれたのかや、SDGsを知るためのキーワードなどをご紹介。 続いて、SDGsにどう向き合っていくのかを考えるきっかけとして、

          【開催報告】5/30@Zoom「セラピストのための知っておきたいSDGs」

          【お話しします】5/30@Zoom「セラピストのための知っておきたいSDGs」

          グリーンフラスコさんは、自由が丘にあるハーブやアロマテラピーのお店です。代表は、薬剤師で日本メディカルハーブ協会の理事長でもある、林真一郎先生。私にとっては、ハーブを学んだ母校でもあります。 グリーンフラスコさんの講座で、お話させていただきます。 テーマは「セラピストのための”知っておきたいSDGs”」。 2023年5月30日、Zoomでの開催です。 詳しくは https://ssl02.genesys.jpn.com/www.greenflask.com/inform

          【お話しします】5/30@Zoom「セラピストのための知っておきたいSDGs」

          ハーブティー会社Traditional Medicinalsのインパクトレポートを読む

          Traditional Medicinals (トラディショナルメディシナルズ)のインパクトレポート2021を読みました。 Traditional Medicinalsとは?Traditional Medicinalsは、1974年に設立された米国のハーブティー会社です。環境や社会に配慮した企業が取得できる「B Corp認証」を受けています。 (↓Youtubeの動画。設定マークから、日本語字幕を付けられます) インパクトレポート2021には何が書いてある? インパクト

          ハーブティー会社Traditional Medicinalsのインパクトレポートを読む

          桑を巡る話題。マイクロプラ問題に取り組む米国スタートアップ

          血糖値の上昇を抑えるハーブとして知られる桑(マルベリー)。マイクロプラスチック問題の解決策とつながりが? 米国に拠点を置くスタートアップ企業の取り組みを見つけました。 ◾️この記事はhttps://sustainableherbjp.net/ からの転載(編集済)です。 ◾️初出:2022/9/7 ハーブとしての桑、そして養蚕日本各地でおなじみの桑。桑は、ハーブとしても優秀です。 井上重治著『マルベリーの恵み ハーブとしての桑の歴史と有効性の評価』には「マルベリー(桑)

          桑を巡る話題。マイクロプラ問題に取り組む米国スタートアップ

          アメリカン・ボタニカル・カウンシルの「サステナブルハーブプログラム」に学ぶ

          アメリカン・ボタニカル・カウンシル(ABC)の「サステナブルハーブプログラム」をご紹介します。 ◾️この記事はhttps://sustainableherbjp.net/ からの転載(一部修正)です。 ◾️初出:2022/09/07 サステナブルハーブプログラム(略称:SHP)とは?アメリカン・ボタニカル・カウンシル(American Botanical Council/略称:ABC)が展開するプログラムです。その名の通り、ハーブのサステナビリティを推進することを目指し、

          アメリカン・ボタニカル・カウンシルの「サステナブルハーブプログラム」に学ぶ

          プロフィール

          Keiko Kondo / サステナブルハーブ編集室 ハーブやアロマテラピーに触れるようになったのは、会社員時代のストレスがきっかけ。2011年からは、地域の公共施設やカフェなどで、講座やハンドトリートメントを行い、ハーブや精油を活かしたセルフケアをお伝えしてきました。 一方で気づいたのが、「ハーブや精油で私たちが健康になるのなら、それを作る人の健康、地球や社会の健康も考えたい」ということ。そこで、CSR/サステナビリティ推進をサポートする仕事に携わり、業務を通じて学びを

          マテ茶で地球を再生する会社

          植物の恵みを私たちのくらしや健康に役立てる。そんな会社は、どんな考え方でサステナビリティに取り組んでいるのでしょうか。米国カリフォルニア州に本拠地を置くGuayaki Yerba Mateの事例です。 ◾️この記事はhttps://sustainableherbjp.net/ からの転載(一部修正)です。 ◾️初出:2022/6/18 Guayaki Yerba Mateは、どんな会社?Guayaki(グアヤキ)はパラグアイ東部の民族の名前。Yerbaとはハーブ、Mate

          マテ茶で地球を再生する会社

          畑からゴミ箱まで。ハーブティ―の「一生」、CO₂はどこで出る?

          私たちの目の前にある、一杯のハーブティー。畑で収穫され、多くの人の手を通って、私たちのもとに届きます。 ハーブティーの「一生」のうち、CO₂(二酸化炭素)がもっとも多く排出されるのはどのプロセスでしょうか。 ◾️この記事はhttps://sustainableherbjp.net/ からの転載(一部修正)です。 ◾️初出:2022/2/8 ハーブティーの"カーボンフットプリント”って?イギリスのハーブティーメーカー、Pukka Herbs(パッカハーブス)は2030年ま

          畑からゴミ箱まで。ハーブティ―の「一生」、CO₂はどこで出る?